東京大学大学院総合文化研究科「合格者の声」から

東京大学大学院総合文化研究科「合格者の声」から

2013年より以前の受講者の方たちの合格体験記です。体験記の筆者の方たちの中には――もちろんお名前は出せませんが――研究で成果を残され、折に触れお名前を見かけるようになった方、また、大学で常勤の仕事を得て、着実にキャリアを前進させている方が複数含まれます。

j0470

・大学四年の時、浪人が決まり、卒業もしてしまい、途方に暮れていた中、ご縁があり昴に入りました。昴では、(大学のゼミ以上に!?)とても熱心にご指導いただき、とても興味深い授業(ゼミ)を受けることができ、本当に充実した一年になりました。周りの人からは浪人は大変だったでしょうとよく言われますが、苦痛どころか勉強が楽しい!であっという間に過ぎてしまった一年間でした(もちろん試験の直前はさすがにヒーヒー言ってましたが。笑)。昴は単に受験に合格することのみを目的とするのではなく、何よりも研究していくことの楽しさや意義を共有できる場であると思います。昴らしさを痛感した場面にはこんなものがありました。例えば、授業外の時間にも毎週のように沢山勉強会を開いてくださいました。また、先生も一生徒として、一緒に昴の授業を受けてらっしゃる授業もありました。他の予備校の様子はわかりませんが、昴では先生が(先生と生徒という)垣根を越えてご自身も常に学問を一緒に追求していこうとする姿勢があります。だからこそ、研究する楽しさを共有する場がうまれるのだなと思います。院生になっても、また学びに来たいな…と思う日々です。本当に一年間ありがとうございました。

・私は廣田先生と高橋先生にお世話になりましたが、授業を受けるなかで、大学院についての豊富な知識、高度なゼミのような授業形式、教師の学問的教養の高さを体感いたしました。大学院受験というのは大学受験に比べて攻略方法が極めて不透明だと思います。私はいくつもの大学院のゼミに参入して教授に相談しながらも、自分の研究にはどこがベストか、到達能力がどの程度あり何が欠けているのかについて確信を持てないでいました。様々な大学院を知りつくしている昴の先生方からそれに対し、親身なアドバイスをいただき、その結果3カ月の対策で良い結果が出せました。昴の雰囲気はというと、大学のゼミのような場所です。良いゼミというのは博覧強記の教授が進学したい学生に対し進学先についての的確なアドバイス(どこの大学院の環境が向いているか、教授の研究との相性はどうか、入るために必要な資質を備えるには何を学べばよいか)を与えられるゼミだと思います。また、学生たちが切磋琢磨して学問に励める議論の場として働き、自らの論文の質も高められる場である必要があります。昴はこの両方の条件を備えた場でした。(とりわけ廣田先生の英語の授業のなかには英語というかゼミのような授業があっておすすめです。)私自身も塾で教えていますが、塾にとって(学校にとってもですが)教師の質は命です。教師のレベル以上のことを教えることは当然不可能だからです。昴は教師の学問的教養の高さにこだわっていますが、そのおかげで深い洞察力を得る助けを生徒に与えることができる場になっています。受験はもちろん研究の場を求める人にとっても昴は素晴らしい場所だと思います。非常に豊かな時間でした。これからも先生と議論できればいいなと思います。どうもありがとうございました。

・今まで数々の予備校に通いましたが、昴ほど親身になってくれる予備校は初めてです。計画書や卒論、答案の添削だけでなく、面接のためにたくさんのアドバイスをいただき、自信を持って試験に臨むことが出来ました。昴と出会えていなければ東大大学院合格は実現しなかったと思います。本当にお世話になりました。ありがとうございました。

・昴には約二年間お世話になりました。途中、出産という予想外の出来事があったため、長い時間が必要でしたが、それでも昴の先生方の指導のおかげで、最短で合格することができたと思っています。二年前は、個人的かつ重いテーマを昇華できずにただ研究したいという強い意志だけがありました。それを昴で先生方のご協力の下、徐々に実のあるものにすることができました。廣田先生には、特に一年目にお世話になりました。廣田先生の英語の授業は予習復習の量が多く、それにより英語の理解力は十分鍛えられました。またそれ以外にも、授業を通して学問に取り組む姿勢のあり方のようなものも私としては学ばせていただいたように思います。二年目は、出産後で十分に自分の時間を作ることが難しかったので、オーダーメイドコースで高橋先生に指導していただきました。指導内容は、英語、論文、専門科目対策をお願いしました。週一回の授業でしたが、非常に内容の濃いもので苦しいこともありましたが、高橋先生に励まされながら、非常に楽しく論文や受験対策をすることができたと思っています。この昴での二年間がなければ、今の私はいません。どれだけ時間がかかっても、強い意志さえあれば、昴はその思いに応えてくれる場所です。非常に貴重な学び舎ですので、これからも末永く続けていただきたいです。本当にありがとうございました(またお世話になるかもしれませんが、そのときはまたよろしくお願いします)。

・私は半年間、単科生として、その後1年間、本科生として昴に通いました。昴は少人数制で先生との距離も近く、自分の関心テーマや語学のレベルなどをよく把握していただいていたので、語学も提出論文も非常に効率よく進めることができました。本科生は一定数までいくらでもクラスをとることができるので、水曜日から日曜日まで週5で通っていた時期もありました。予習・復習もかなりの量で苦戦しましたが、同じテーマに関心をもつ生徒にクラスで出会うなど、お互い切磋琢磨しながら1年半という短い期間に大量の知識を取得し、充実した昴生活を送ることができました。廣田先生、高橋先生本当にお世話になりました。これからも遊びにいかせてください。

・昴では廣田先生と高橋先生にお世話になりました。英語、専門科目の指導はもちろん、特殊な専門での私の論文も熱心に読み込んでくださり、するどい批判をいただきました。いつも感激していました。廣田先生は、私の変なテーマの卒業論文を何度も何度も添削してくださりました。おかげで大学にも自信を持って提出できました。私は自分の大学と昴と東大と、計三回の口頭試問を経験したのですが、それぞれの立場から批判される内容が少しずつ異なるのがおもしろいと思いました。廣田先生には、特に理論や用語のことをつっこまれましたが、東大の人類学ではやはりマテリアルな部分への批判が多かったです。また芸大では、音楽についていわれました。とてもいい経験になりました。廣田先生の問題意識の高さを見習います。高橋先生は、英語のことやフェミニズムのことで質問したときに、長大なメールで答えてくださりました。英語の勉強が自分のなかで飽和状態にあったのですが、それを打ち破るきっかけを与えてくれたと思っています。高橋先生のように、美しい日本語訳を作れるようになりたいです。また読んだほうがいい本をたくさん紹介していただいたのですが、そのいずれもが的確すぎるほど的確なチョイスで、院試だけでなく今後の学びにも役立つに違いないものとなりました。院試がおわってからも、今後の勉強方法について相談させていただいています。昴の先生方の優しさに慣れすぎて、東大の口頭試問が恐ろしく感じられたほどです。廣田先生は、決して嘘をついて持ち上げたりしませんでした。メリットとデメリットを客観的に伝え、自分に何が足りないかを気づかせてくださりました。高橋先生のメールは、勉強のことに関する内容であるにもかかわらず、とても楽しく書かれていました。特にフェミニズムの話のときはものすごく刺激的でした。いつも返信を楽しみにしていました。今後も機会があれば昴に顔を出させていただきたいです。また、なんらかの形で、今後大学院を受験する方々のためになることができれば、と思います。本当にありがとうございました!

・高橋先生、柏木先生、中島先生とも、高い能力を持っていらっしゃって、教え方や教える内容も素晴らしいものでした。特に惜しみなく知識を伝授してくださる姿勢がご立派で、大いに知的好奇心を刺激されました。殊に論述対策講座においては、高橋先生に研究計画書や提出論文のご指導迄して戴き、大変お世話になりました。また英語の模擬試験形式の授業はためになりました。音楽大学で音楽学を専攻していたので、学際型大学院を受けるに当たって、他学問分野を専攻している受験生と刺激を与えあうことができたのも、大きなメリットでした。とかく音楽に視野が集中しがちな中で、視野を広げるのに大いに寄与しました。一年間ありがとうございました。

・昴にはこの一年間大変お世話になりました。昨年の3月に大学院の浪人をすることに決め、正直何をどのように勉強すればいいのかわからない状態で出会ったのが昴でした。語学(英語、独語)では文法の確認や、文献を精読する方法を学ぶことができました。また、論文や研究計画書の書き方も丁寧に教えていただきました。試験に提出する論文を書く際も、ゼミ形式の授業で発表の機会をいただいたり、廣田先生からアドバイスをいただけたことは、計画性の乏しい私には非常に助けになりました。昴で自分と同じように大学院進学を目指す仲間に出会い、彼らのレベルの高さに刺激を受けることができたのもありがたかったです。浪人生活をなんとか乗り切り、第一志望の大学院に合格することができたことに大変感謝しています。一人ではこの一年間の大半を無駄にしてしまっていたかもしれません。ありがとうございました。

・予習をしっかりしていかないとついていけない授業の存在が、継続する力となりました。東京大学の大学院を目指す「同志」と出会えるのも昴の魅力のひとつだと思います。長時間にわたる「院試直前対策講座」は過酷でしたが、このおかげで当日の試験も辛くなく、いつものリズムで解けました。

・英語は「英語院試問題演習」を受講し、論文は高橋先生に見て頂きました。<英語>英文和訳の勉強をまともにするのは初めてでしたが、授業を通じて、正しい英文解釈の方法、和訳の手法をしっかりと学ぶことができました。また、毎回の添削から、自分の弱点にも気がつくことができました。<論文>論文を書き始める前は不安ばかりでしたが、高橋先生からのコメントをいつも楽しみに頑張ることができました。また、高橋先生の指導から、学部生の時の自分にはなかった研究に対する新たな視点を持つことができるようになりました。特に、高橋先生のコメントやすすめていたいだいた文献から、知識面でとても成長できたと思います。二次試験の面接では、高橋先生から教わったことをもとに、自信をもって回答することができました。仕事と勉強の両立は、体力的にも精神的にも辛く大変なものでしたが、高橋先生に励まし、支えていただいたおかげで、合格を手に入れることができました。また、高橋先生との勉強を通じて、将来の目標も明確なものとなりました。一年間ありがとうございました。

・英語とフランス語を受講していました。それぞれの先生方の専門のテキストを使用することで、知的視野が拡がり、語学だけでなく様々な教養(具体的には精神分析、美学、法哲学、批評etc…)の一端にも触れることができたと思います。ただの文法書での「お勉強」に満足していない知的好奇心旺盛な方に、是非昴をお勧めしたいと思います!

・廣田先生、高橋先生、中島先生、お久しぶりです。先日発表があり、無事に2次試験も通過致しました。美術系の大学にいっていたので、外国語などほとんどやっていなかったのですが、廣田先生、高橋先生の丁寧で、単なる受験勉強に終わらない英語文献読解、また「アー、べ-、セー」からフランス語を教えて頂いた中島先生の授業のおかげで、無事に合格できました。ほんとうにありがとうございました。昴での授業は、単なる受験のための外国語の勉強というよりも、文献精読を行うという面が強く、毎回授業で用いられるテクストは非常に刺激的であり、興味をもって読むことが出来ました(デカルトの「方法序説」の授業は、ぜひ続けて下さい)。今後も、昴で得た力を基礎にして、大学院における研究活動を進めていきたいと思っております。ほんとうに、どうもありがとうございました。

「合格者の声」一覧へ

東京大学大学院(情報学環)合格者からのメッセージ(2016年版第一号)

東京大学大学院 情報学環・学際情報学府(社会情報学コース)

2015年夏入試合格(2016年入学予定)者からのメッセージ

j0600

このメッセージをご覧になっている方は、恐らく昴の入塾を迷っている方だと思います。僕もそうでした。あの時実は、昴のHPに圧倒されて問い合わせするのを止めてしまったのを覚えています(笑)。結局は昴にお世話になった訳ですが、あなたがHPを見て迷う気持ちもよく分かります。それでも是非、問い合わせや入塾を検討してみてください。

僕の大学院受験は孤独との闘いでした。僕の場合は学部時代の専攻とは違うことをやるつもりだったので、尚更周りで励まし合えるような仲間はいませんでした。元来変わり者だったのでそれでもいいかと思っていたのですが、専攻を変えることもあって受験に対する不安は大きかったです。そんな中で、一度は入塾を見送った昴に改めて問い合わせをしたのを覚えています。

僕が受験したのは東京大学の学際情報学府という大学院です。この大学院の試験形式は一次試験(英語、専門科目)と二次試験(面接)となっています。どのように僕が準備したかを簡単に書こうと思います。

<英語>これはTOEFL形式の試験で、正直なところ対策するのが難しいです。強いて言えばTOEFLを事前に受けたり、TOEFL専用の問題集を解くのが最善でしょうか。事前に良いスコアを取ってそのスコアシートを提出すれば、この試験をパスすることも可能です。僕は留学を準備していた時のIELTSの問題集を使っていました。

<専門科目>僕の受験した分野の試験は網羅的な知識を要求するものだったので、幾つかの概説書を読んでキータームを拾っては辞典で調べてノートに書き写すことで対策をしていました。ただし概説書だけでは内容が薄くて身にならないので、それと並行してその分野で古典とされる本を読むようにしていました。問題内容を思い返すと、やはりどちらもやってよかったと思います(特に後者)。自習した内容を昴の論述講座で過去問にアウトプットすることで、どのように問題に取り組んでいくかを身体的に身につけることができました。論述講座では自分の書いた答案にフィードバックをいただけるので、この点は本当に助かりました。

<面接>書類提出の際に添付した研究計画書について面接官の先生方とディスカッションを行います。この研究計画書というのがなかなか書き上げるのが難しかったです。高橋先生に指導をいただいて、自習した内容を詰め込んだ研究計画書の添削を繰り返しました。研究計画書についてはその分野で院生をされている方からもコメントをいただくことで準備を進めました。

大学院受験で重要なことは「本をよく読んで足を運ぶこと」だと僕は思っています。大学院受験で出題される問題は知識をただ問うだけのものではありません。論述形式の問題では自分の読書経験に基づいて説得的な答案を作る必要があります。古典と称されるものを読むのは一見時間がかかって辛気臭い作業にみえますが、実は一番の近道だったりします。一人で読むのが辛ければゼミや周りの院生の自主的な読書会などを活用してみてください。このことも含めて「足を運ぶ」ということになるのですが、大学院受験の情報収集では受験予定の研究科の研究室に是非問い合わせなどをしてみてください。指導をお願いしたい先生に事前にお会いして、自分の研究が先生の関心にマッチングするかどうかを知っておくのは大切なことだと思います。親切な院生の方であれば自分の関心のある別の研究科の院生の方を紹介してくださったりして、足を運ぶことで副次的利益が得られることがあります。暗中模索のなかでも主体的に動くことは、大学院受験だけでなくその後の院生生活でも大事なことだと思います。

最後になりますが、僕を見守ってくださった昴の先生方に感謝を申し上げます。廣田先生は問い合わせ後の面談で僕を暖かく迎えてくださりました。高橋先生には入塾から受験までお世話になりっぱなしでした。昴での日々は合格するまでの孤独な生活の精神的支えでした。昴でお世話になったご恩は修士論文の執筆で少しでもお返しできればと思います。ありがとうございました。

※送られてきた原稿を一字一句変えず、そのまま掲載しています。

「合格者の声」一覧へ

東京大学大学院教育学研究科合格者からのメール(2015年9月)

東京大学大学院教育学研究科に合格した受講生からのメール(一部省略)

 

高橋勢史先生

本日、東京大学大学院教育学研究科の合格発表があり、おかげをもちまして無事合格することができました。

細やかなご指導賜りありがとうございました。

経営・政策コースは、実際の受験者総数は教室が英語ⅠとⅡで別れるために把握できないのですが、番号からいくと40人弱(?)だと思います。(ただし穴あき番も結構あったのでもうすこし少ないかも)

1次合格者は26名です。

英語Ⅰの受験者は総数13人程度で(これも今度はほかのコース受験者と混じっているので確かではない)二次に10人程度残し、最終合格者13人のうちの6人程度を占めているものと思います。

英語は3問のうち、2と3の二問を選択しました。

単語がわからないのが2,3ありましたが、それはおいておいても時間はいっぱいいっぱいでした。

専門については、1が学長ガバナンスについて論ぜよで、2が大学院比率の国際比較。3が用語記述。

3時間あるので余裕かと思いましたが、これもなんとか書き切ったという感じで、昴でのご指導がなかったら、時間内では無理だったと思います。

試験にあたっては、論述に関して高橋先生が毎回非常に細かく書いていただいたコメントと、優しい励ましの言葉を全部見直しました。これにより改めて、注意すべき点と、書き込む必要がある点を自分の中で整理することができました。

直前のこの作業が実は一番よかったと自分では思っています。

いずれにせよ、ご指導本当に感謝しております。

取り急ぎのご報告ですが、心より御礼申し上げます。

(明日、英語の最終授業は受講させてください。添削は結構です)

Y. Y.

※ 他の東大・教育学研究科の合格者の方の体験記です。あわせてご覧ください。

東京大学 教育学研究科合格体験記 1

東京大学 教育学研究科合格体験記 2

東京大学 教育学研究科合格体験記 3

東京大学 教育学研究科合格体験記 (勉強法を中心に書いていただきました)

「合格者の声」一覧へ

東京大学大学院総合文化研究科 合格者の声2

東京大学大学院総合文化研究科(人間の安全保障)に合格されたSさんから「合格者の声」が送られてきました。

全文をそのまま掲載します。

英語は「英語院試問題演習」を受講し、論文は高橋先生に見て頂きました。

<英語>英文和訳の勉強をまともにするのは初めてでしたが、授業を通じて、正しい英文解釈の方法、和訳の手法をしっかりと学ぶことができました。また、毎回の添削から、自分の弱点にも気がつくことができました。

<論文>論文を書き始める前は不安ばかりでしたが、高橋先生からのコメントをいつも楽しみに頑張ることができました。また、高橋先生の指導から、学部生の時の自分にはなかった研究に対する新たな視点を持つことができるようになりました。特に、高橋先生のコメントやすすめていたいだいた文献から、知識面でとても成長できたと思います。二次試験の面接では、高橋先生から教わったことをもとに、自信をもって回答することができました。

仕事と勉強の両立は、体力的にも精神的にも辛く大変なものでしたが、高橋先生に励まし、支えていただいたおかげで、合格を手に入れることができました。また、高橋先生との勉強を通じて、将来の目標も明確なものとなりました。1年間ありがとうございました。

※東大・総合文化研究科の他の合格者の方の体験記です。あわせてご覧ください。

東京大学 総合文化研究科・京都大学 文学研究科・早稲田大学 文学研究科合格体験記

東京大学 総合文化研究科合格体験記 1

東京大学 総合文化研究科合格体験記 3

東京大学 総合文化研究科合格体験記 4

東京大学 総合文化研究科合格体験記 5

東京大学 総合文化研究科合格体験記 6

東京大学 総合文化研究科合格体験記 7

東京大学 総合文化研究科合格体験記 8

東京大学 総合文化研究科合格体験記 9

東京大学 総合文化研究科合格体験記 10

東京大学 総合文化研究科合格体験記 11

東京大学 総合文化研究科合格者の声 (複数の方のコメントをまとめました)

「合格者の声」一覧へ

東京大学大学院人文社会系研究科 合格者の声

東京大学大学院人文社会系研究科(修士課程)に合格されたYさんからメッセージをいただきました。そのまま掲載いたします。

昴では英語とフランス語を受講しました。入試では語学の出来がとても重要で、自分で勉強するだけではとても不安でした。昴の授業では、見落としがちな文法、意外な頻出単語、論説・小説などさまざまなタイプの文章をとりあげて解説してくださって、とても分かりやすく、合格できたのは昴でお世話になったおかげです。先生方のお話はいつもおもしろく、扱った文章にからめてお話してくださる文系の学問についてのさまざまなこと(いまどんな研究手法が注目されているか、とか、難しい専門用語の意味 、留学中のご経験など)のお話も楽しく、また非常に貴重でした。

高橋先生には、英語だけでなく論文もみていただいて、先生にいただいたアドバイスのおかげで書きあげることができ、とても感謝しております。先生方は先輩研究者としてすごく実際的なアドバイスもくださるのでとても心強いです。

本当にお世話になりました。ありがとうございました。

東京大学 人文社会系研究科、早稲田大学 文学研究科合格体験記

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 1

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 2

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 3

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 4

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 5

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 7

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 8

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 9

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 10

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 11

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 12

「合格者の声」一覧へ

東京大学文学部(学士入学)合格者の声、二人目。

東京大学文学部(学士入学)に合格されたSさんからのメッセージをそのまま掲載いたします。

諸先生方、

お陰様で合格することができました。ありがとうございます。

特に英語、論文指導の高橋先生。基本的な文法解説がとても丁寧なのに、授業で読む英文がハイレベルで、市販の問題集にはない知的興奮を味わえ、昴で勉強することの意義を感じていました。そして英語でも論文でも細かい採点基準でチェックをし、必ず嬉しいコメントをくださることが毎回の励みになりました。

そしてフランス語の中島先生。その軽快なトークときれいな発音、あふれ出る知性に初回の授業から大ファンになり、独学では辛かったフランス語に通うのが毎回楽しみになりました。院試の大ベテランで、狙われるところを確実に教えてくださるのはもちろん、いろいろな雑談の中で聞いていたフレーズや単語が自然と頭に残り、とにかく先生を信じて授業のプリントを暗記するほど何度もやったことが、合格への一番の近道だったと思います。

勉学という意味だけでなく、先生方の授業でのあり方から学ぶことも多くありました。この出会いと、これからの長い道のりの一歩を「昴教育研究所」から踏み出せたことに感謝いたします。

東京大学 文学部(学士編入試験)合格体験記 1

東京大学 文学部(学士編入試験)合格体験記 2

東京大学 文学部(学士編入試験)合格体験記 4

「合格者の声」一覧へ

東京大学文学部(学士入学)合格者の声

東京大学文学部(学士入学)に合格された、昴の受講生Mさんからのメールの一部を紹介します。
「なかなか他人に小論文の草稿を読んでもらうという機会のなかった私にとって、昴なくして合格はできなかったように思います。英語の授業も体系的で採点が詳しく、さらには採点者側の意図までも知ることができたのがとてもためになりました。 また、入手の難しい学士入試についての情報が豊富であるのも、昴の魅力です。浪人の許されない試験だからこそ、昴は非常に助けになりました」

※ 東大・学士入試の他の合格者の方の体験記です。あわせてご覧ください。

東京大学 文学部(学士編入試験)合格体験記 1

東京大学 文学部(学士編入試験)合格体験記 2

東京大学 文学部(学士編入試験)合格体験記 3

「合格者の声」一覧へ

東京大学公共政策大学院合格者からのメール(そのまま掲載しました)

高橋先生、

信じられなかったんですが、本日合格通知が届きましたのでやはり間違いないようです。。!
大学院受験とは無縁だった私が合格できのも「やりたい」という思いを、先生が実にうまくご指導くださった結果だと思います。まず、勉強する、という姿勢がよくわかりました。
大学受験時、在学中を通じて論文を書いたりという取り組みもろくにしないまま社会人になって○○年。忙しさにかまけて新聞もよく読めていなかったマイナス出発の私をご指導いただきまして心より感謝いたします。

昴のご指導ですごいと思ったのは下記になります。
● 高橋先生の常識力と引き出しの数がすごい。 人文系では漫画から社会現象の引用まで、また社会科学系では細かいネタまでをご存知で、ものすごくよく達観されているのですが、早めの展開がとても小気味よいテンポなので、単純に講義が面白く、なんとか自分も知識量を増やしたいと努力できました。
● 高橋先生の論述講座では、よいところを伸ばしてくれる。論述講座で書き方が見えず・・「もうダメだ」と思ったときに良い引用などを褒めていただき、自分の気がつかない、自身の中の強みを教えてもらいました。
● 高橋先生の時間を無駄にしないタイムリーかつ緩急はいった指導スタイル。早め早めに相談や提出期限の設定をいただき、時間配分の助けとなりました。暑くても言い訳にしない。忙しさを言い訳にしない。・・それでも最後は時間が足りなくなりましたが、先生の早い線引きのおかげで学習計画書の作成は納得できるまで仕上げることができました。言葉は柔らかくても、出来ていないときは表情で出来ていないことがよくわかりました。
● 高橋先生の論述講座では、結果、大切なのは技巧ではなく、構成力・・また必要なのはそれを記述させるだけの知識の補完とただ白い紙にシンプルに書いても相手がわかるようにまとめる文章力、とよくわかりました。

下記、後進の皆様のために昴で行った勉強を稚拙なところで恐縮ですが下記にまとめておきます。

○ 英語(TOEFL)対策
まず、自分の実力と弱みを知ること。受験対策として必要な勉強を特定すること。そのために単発講座を利用して高橋先生に相談しました。実力はあっても点数を結びつきにくいと指摘を受けましたがそのとおりだと思います。
TOEFLを採用する学校が急速に増えていますが、TOEFL-ibt はほぼ4時間ぶっ続けでスピードと戦う過酷なテストで急速に点数を伸ばすことは困難です。英語の「基礎力」、リーディングなどの正解率をあげるためには早い段階で文法や長文読解を日常的に行っていく必要があります。スピーキング、ライティングはともに論述同様、どうやって全体をまとめるかー構成力が得点の要となるようです。

○ 専門試験(論述)対策
論述講座で対策しました。先生のお薦めで過去問について一通り、および一部は何回か取り組みました。東大の問題は一見シンプルで簡単そうに思いましたが、実際に書こうと思うと実に幅広い常識が求められることと、いざとなると奥が深くて、どの程度のエッセーに仕上げるか判断が難しいところです。また、近年は設問数が多いために、かなりのタイムマネジメント力も求められます。常識量を増やすためにとにかく本を読み続けましたが、政治に関しては個人的な感情が強くて読みにくい本も多くあります。客観的に事実をよく捉えている本は同じものを二回以上読んで事実を頭の中に定着させるように努力しました。高橋先生の模範回答例が実によい参考となりました。

○ 学習計画書・口述試験
パンフレットや説明会にて説明のあった求められる人材についてを念頭にいれ、自分の研究の位置づけを設計しました。特に公共性、という言葉にも幅ひろい解釈が存在しますが、研究内容については「絵に書いた餅」ではなく自分が実現可能なことは何なのか?をつよく意識しました。

「合格者の声」一覧へ

合格者の声(続報)

2013年入試合格者の声が続々と寄せられています。そのうちのごく一部を紹介します。

・どうもありがとうございました。昴でお世話になりました、Rです。親身なアドバイスをいただき、本当にありがとうございました。先月、私は東京大学大学院人文社会研究科に合格することができました。昴で、高橋先生から大学院での勉強や受験に関するお話をうかがえたことで、目標が明確化し、視野が確実に広がりました。本当に感謝しております。授業でも、自分の和訳に添削をいただいたことで、自分の弱点、癖が可視化され、とても勉強になりました。その後、自分の受験勉強でも、添削していただいたものを見返したりし、大変活用させていただきました。今はまだまだ、本当に未熟で知識不足ですので、今後、しっかり勉強を頑張って、成長していきたいと思っています。本当に、ありがとうございました。廣田鉄斎先生にも、どうぞよろしくお伝えください。 (東京大学大学院人文社会系研究科合格  英語の講座を受講・単科生)

・廣田先生。お世話になります。Sです。おかげさまで、早稲田大学大学院の社会科学研究科に合格いたしました。昨年の秋に、電話で昴に問い合わせし、廣田先生の面接を受け、無理に個別指導をお願いし、高橋先生に引き受けていただいたことが合格につながりました。廣田先生、高橋先生に出会っていなければ、合格はなかったと思います。というのも、正直、昨年の秋に、個別指導はお願いしたものの、「大学院入試まで準備はまにあうか、途中でなげださないか」ということが自分自身の中で不安でもありました。私のひどい文章にも嫌な顔せず、論文のイロハから、高橋先生には教えていただきました。大学時代、ほとんど勉強しなかった私にとっては、今回高橋先生に教えていただいたことは大学4年間で得たものより大きかったと思います。高橋先生のおかげで、途中で投げ出さずに続けることができ、合格を勝ち取ることができました。廣田先生には、勉強の機会を与えていただいてとても感謝しております。今後も何かの形でお世話になるかと存じますが、何卒よろしくお願いいたします。(早稲田大学大学院社会科学研究科他合格  オーダーメイド講座を受講・単科生)

・ぼくは,インタビューや調査があったので,あまり真面目に授業を受けていたとは言いがたいですが,高橋先生の授業で印象に残ったことを書かせていただきます.ひとつめは,訳すということは,端に横のものを縦にするのはではないということです.高橋先生の英語の授業では,今までぼくが陥りがちだった小手先のテクニックではなくて,英語を英語として正しく理解すること,そしてそれと同じかそれ以上に日本語を日本語として正しく理解すること,そしてやっと英語を日本語にするという作業,を何度も課せられました.この規律訓練はかなり身体化されました.もし家で自主学習するか,昴に行くか悩んでいるかたがいらっしゃれば,十分コストに見合った知識とそして最も重要な翻訳の本質を訓練することが出来るので,昴に通われることをススメたいです.とくに,院試演習は過去問を緊張感をもって解くことができるのでかなりオススメです.ふたつめは,ジェンダー・コンシャスネスについて.ぼくは社会学,なかでも家族研究を大学院で継続するつもりなので,授業の端々での,高橋先生の文学研究や社会事象におけるジェンダーを変数とした見解がたいへん知識としても勉強になったし,これもまた規律訓練の機会となりました.高橋先生の授業から,機械的に受験上のテクニックを教えるのではなく,英語とはそもそもいかなる言語なのか,ある分析の視座から研究対象に挑むことのある種の政治的な態度の重要性,こういったことを学びました,これはぼくの財産です.あまり真面目な生徒ではなく短い間でしたが,本当にありがとうございました.(首都大学東京大学院人文科学研究科合格  英語・論述対策講座を受講・本科生)

・今まで数々の予備校に通いましたが、昴ほど親身になってくれる予備校は初めてです。計画書や卒論、答案の添削だけでなく、面接のためにたくさんのアドバイスをいただき、自信を持って試験に臨むことが出来ました。昴と出会えていなければ東大大学院合格は実現しなかったと思います。短い間でしたが本当にお世話になりました。ありがとうございました。(東京大学大学院総合文化研究科他合格  英語の講座等を受講・単科生)

・昴では院試に向けての勉強と、大学院で研究していくための土台づくり(もっとも、それが院試が行われる意味なのだとは思いますが)をしていくことが出来たと思います。先生方には本当に丁寧で的確なご指導していただき、おかげで志望校に合格することができました。本当にありがとうございました。(東京大学大学院人文社会系研究科合格  英語・フランス語・論述対策講座を受講・本科生)

・高橋先生のエキゾティックなオーダーメイド講座、もはやアートとしか言いようのない文法解説。(口癖は、「文法は自然言語の後追い。」)中島先生の明石屋さ○まバリのマシンガントーク、バファリンのような優しさを持つ添削。(好きな食べ物はチョコレート。)そして、なにより毎週土曜日の無二の親友A木さんとの餃子パーティー。(特技:的外れな質問からの睨み)――思い出してみるとこの半年間、私の心は躍っていました。でも・・・of+抽象名詞,前プラ関係代名詞、鯨構文、非人称のil, honteux!の連呼、quoi que ce soit! independamment笑 きちんと身についてるんですよね。あ~楽しかったな~。先生方、ほんっっっっっとうにありがとうございました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(東京大学大学院人文社会系研究科合格  英語・フランス語・論述対策講座を受講・本科生)

・昴の授業は毎回何度でも指名されるため、最初は予習に追われ、悩んだ時期もありましたが、地道に予習を続けた結果、知らず知らずのうちに実力がついていることに気がつきました。昴の先生方は小手先の技術を一切使いません。最初はそのことに驚かされました。毎回、基礎から説明してくださったおかげで、院試の際も「これ昴でやった!」という瞬間がたくさんあり、余裕をもって解くことができました。(東京芸術大学大学院音楽研究科合格  英語・フランス語・論述対策の講座を受講・本科生)

・本科生のAです。東京芸術大学大学院 芸術学 西洋美術史 に合格しました。ありがとうございました。昴の先生方には大変お世話になりました。中島先生は熱いフランス語を、葛西先生はご専門の話を、高橋先生からは英語とオーダーメイドで美学を教わりました。私は、美学は完全な初心者でした。高橋先生に1か月半でアリストテレスからグリーンバーグまで講義していただき、大変助かりました。昴の先生方にいろんな面で支えていただいたのだと思います。(東京芸術大学大学院美術研究科合格  英語・フランス語・論述対策の講座を受講・本科生)

「合格者の声」一覧へ

 

 

 

 

昴 感想文

本日、大学四年生のK君(早稲田大学大学院文学研究科と一橋大学大学院社会学研究科に合格)から長文の「昴 感想文」が寄せられた。全文をそのまま(文字化けを含め)掲載させていただく。(廣田鉄斎)

昴 感想文

昴では、廣田先生、高橋先生、中島先生の3人にお世話になりました。とても丁寧な論文と語学の指導と、質問、議論がしやすいアットホームな雰囲気が昴の魅力だと思います。

まず論文と語学の指導についてですが、これは大学院の試験合格のためだけでなく、普段の研究のための能力を高めるためにも非常に有用でした。昴で授業を受けるまでは、英語の文献を読むとき、難しい文の解釈はおざなりにし、細かい部分を読み飛ばしていましたが、高橋先生の授業で文法と構文の解説を繰り返し聞いた後は、文章の細部まで根拠を持って正確に読めるようになったと思います。細かい部分をいい加減にせず、納得するまで考える姿勢を身につけられたことは、普段英文を読むときにも役立っています。英文読解の面白さと難しさの両方を学べました。中島先生のフランス語の授業は、和気藹々とした雰囲気で、楽しみながらフランス語の文法と語法を学ぶことができました。暗記のための語呂合わせや、授業の合間の雑談もとても面白くて、文法も全く退屈せずに勉強できました。英文読解とフランス語の構文の授業は、毎回の復習に時間がかかりましたが、授業で充分な説明を受けた後での復習であったため、それ程負担にならず、時間をかけた分だけ確実に力が付いたように思います。少人数の授業なので、気になったことはすぐに質問でき、疑問を全て解決してか・・藜,亮・箸某覆爐海箸・任④泙靴拭・・・[ママ]

論文の指導では、廣田先生にお世話になりました。研究計画書だけでなく、大学院の一次試験の論述問題の添削もして頂き、とても心強かったです。内容一般だけでなく、用語の選択や構成についても丁寧なコメントを頂き、自分一人では気づくことのできない、論文の問題点を検討、修正することができました。大学のゼミでは、論文にコメントをもらえる機会が数回しかなかったので、廣田先生の添削は、自分の論文を考え直す非常に貴重な機会でした。

昴での授業で、何よりも楽しかったのは、質問と議論の時間でした。英語文献講読の時間には、テキストの内容に関係する問題を基にしたいろいそ[ママ]な話を聞くことができ、以前は当たり前だと思っていたことを疑って考える姿勢が身につきました。特に、社会は歴史的構築物であり、今ある社会は複数の選択肢の中の1つに過ぎず、絶対的なものではないという言葉は印象に残っています。以前から、全ての研究は現代的、現実的な問題意識と結びつかなければ、社会への主張を失った言葉遊びのようになってしまうと漠然と考えていましたが、廣田先生の話を聞いていく中で、その認識をより確かなものにし、自信が持てるようになりました。何のために研究するのか、大学とは何か、社会のシステムの中での「知識人」の機能と問題等の、身の回りの問題を自省的に考えるとても良い機会であったと思います。

昴には、頑張れば頑張っただけ実力が付く授業がたくさんあり、授業中の説明や議論を通して、ぼんやりとした疑問もはっきりとした問題意識へと育ち、長い論文の構想も自分で全て考えられるようになります。アットホームな雰囲気で、先生と学生の距離が近く、とても親身に指導をうけられる教室なので、勉強のモチベーションを保つこともでき、とてもおすすめです。僕が、早稲田と一橋の大学院に両方受かることができたのは、本当に昴での指導のおかげだったと思います。

p