東京大学大学院 総合文化研究科合格者の声 8

東大大学院 総合文化研究科の合格者の方からまたまた合格者の声をご投稿いただきました。一言一句変えず、掲載いたします。

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外部大学から企業就職、退職後に東大総合文化への進学です。同じ条件の方の参考になれば。

【入塾を決めるまで】
大学院の受験を考え始めたのは、受験年度の8月初め頃でした。一次試験が翌1月末~ですから、期間は約半年。受験勉強や退職に伴う手間を考えると、仕事を続けるか進学するかの判断だけは急がねば、という心持でした。

ただ、東大以外の大学出身ということもあって、志望した総合文化研究科のことも当初はよく分かっていませんでした。とりあえず文学部(人文社会系)の過去問を買ってきたものの、自分の行きたい専攻のページがなく、呆然としてしまったことをよく覚えています。総合文化の過去問もようやく生協の通販で購入できましたが、中を読んでみて英語も第二外国語も意味がほとんど取れず、専門科目の論述に関しては何をどう書けばよいのかも分からない状態でした。

ようやく自習ではどうしようもなさそうだ、と気づいて書店やインターネットで情報を集めていたところ、この昴のホームページにたどり着きました。今ご覧いただいている皆さんと同じように合格者の声を読んでいるうちに、「これなら…!」となり、さっそく面談の機会を設けていただきました。

面談でお会いした高橋先生(この後ずっとお世話になるわけですが)は当初、英語の先生とうかがっていましたので、持ち込んだ卒論をお見せしたところ、論文の分野の専門知識や考察、疑問点などをすらすらと、まるで湯水のように、挙げられていて大変に驚かされました。塾の先生は受験のテクニックを教えるもの、との思い込みがあったので、個別の研究範囲にまで踏み込んで親身にお話ししてくださるのは、とても新鮮に感じました。

くよくよ色々と考えていたのが、この面談で退職、入塾、進学まで一気に踏ん切りをつけられたのは気持ちとして大きかったです(9月から入塾、有給を消化して9月末に退職)。

もし、入塾するかどうかお悩みのようでしたら、まず面談で雰囲気を確かめてみる、というのもいいかもしれません。私がお会いした感触では、ですが、最初の面談の時の先生の話しぶりや論文への指導の仕方は、その後の講義や論文添削の雰囲気とおよそ一緒のものでした。

【塾でのこと、試験対策について】
〇英語
総合文化の英語は英→日訳と日→英訳の記述問題がメインなので、地道に「読んで訳す」をひたすら繰り返すのが一番の近道のように感じます。ただ、出題される文章が人文系の背景知識を必要とするものが多く、倒置や省略など文法の理解もかなり問われるので、単語を何となく訳出して出来上がった文章が正解とかなりかけ離れている、ということがままあります。

高橋先生は『詳解 大学院への英語』という「院試ど真ん中」な本の著者でいらして、上述の背景知識や文法の説明も講義で豊富に取り扱ってくださいます。また、毎週の演習の授業で生徒たちの解答を細かく添削して返してくださるので、訳出にあたってどこに気をつけるべきかのポイントが段々と分かっていくようになります。

私自身、講義の回数を踏んでいくうちに、着実に実力が伸びていく感覚がついてきました。この時期に学部でお世話になった教授に英語の訳文を見てもらう機会があったのですが、「卒業してからかなり英語論文を読み込んだみたいだね、力がついている」と褒めていただいて大層嬉しかった記憶があります。
大学院では英語論文は嫌でも数を読みこなしていくことになるでしょうから、長文を読むことへの抵抗感は試験前に失くしてしまった方が「お得」な気がします。私は怠惰な性格なので、昴でコンスタントに英語の難しい文章に取り組む環境を用意してもらったことは大助かりでした。

〇第二外国語
中国語選択なので昴の二外講座は利用していません。参考書メインの自宅学習でした。

ただ、昴で学んだ英語の対策と重なるところも多かったです。例えば、試験で出題される中国語文には日本語との同型同義語(日本語と同じ意味・かたちの単語)がなまじっか多く、何となく単語の意味をたどると「こなれた」訳ができてしまう罠があるように感じました。昴で「こなれた訳よりも、まずは正確な訳をつくる」という意識を養っておいたおかげで、個々の文法事項で点数を落とさずに済んだように思います。

出てくる単語・文法のレベルは私の体感でHSKの4-5級くらいでしょうか。中国の近代政治史をざっと復習しておくと、出題の内容理解がだいぶ捗るのでオススメです。

参考書はかなり探しましたが、東方書店『長文読解の“秘訣”』と荒川清秀『一歩すすんだ中国語文法』が長文訳という出題の性質と合っていてよかったです。『長文読解』の方は高橋先生の『大学院への英語』と構成が似ていて一緒にまわしやすいです。あと猫が可愛い。

〇専門科目・論述
これが一番苦戦しました。私も、読んでいただいている皆さんも「書く」こと自体にはあまり抵抗がない部類だと思いますが、与えられたお題を元に、決められた時間で、まとまりのある文章をつくる、という作業には一定の訓練が必要な人がほとんどではないでしょうか。

特にお題に関しては、専門分野の幅広い範囲から複数題が出されます。解答の自由度はかなり高めですが、課題文が提示している問題の背景知識を押さえておいた方がより「間違いがない」のは確かです。書く能力に加え、卒論の範囲から外れた広い知識を詰め込んでいくことも重要になってきます。

私も、昴の初回の演習では50分で書くべきところを90分の演習時間を丸々かけて、書きたいことの半分も書けなかった苦い経験があります。ですが、何回か講義と演習を繰り返していくうちに、見よう見まねでなんとか時間内に収まるようになっていきました。

演習では提出した論述にびっしり添削がついて返ってきますし、講義では各々の受講生が解いた問題の解説を聞くことができます(プライバシーにはかなり気をつけられています)。当然、他の専攻や人文社会系など別の領域の講義を受けることになりますが、無駄な感じはまったくしません。むしろ、論述問題は課題文にアプローチできるカードをどれだけ持っているか、という勝負でもあるので、隣接分野にも飛びついてみる姿勢をとった方がうまくいくと思います。講義中に先生から薦められて読んでみた書籍に、実は自分の研究論文にかかわるテーマが含まれていた、という経験も何度となくありました。シンプルに、講義を聞いていると好奇心がわいて楽しい、というのが一番のおすすめポイントかもしれません。

〇二次試験対策
二次試験は面接形式ですが、事前に提出する研究論文がとりわけ重視されます。自分の研究の出来そのものが問われる機会、と言っても良いかもしれません。

私は既卒の立場ですので、卒業論文を一度書き上げている分、内部生より楽ができたのは確かです。一方で、院の先輩や助教、教授の方々に気安く相談できる環境からは離れてしまいました。大学図書館も在学中よりかなり使用が制限されます。「院試は情報戦」とよく聞きますが、一人ごり押しで立ち回れる自信は自分にはありませんでした。

その点で、昴で先生から、論文のアドバイス、過去問の閲覧、参考図書の貸し出し等々、様々な形でご助力いただいたことは大変に励みになりました。どうすればこの研究がより面白くなるか、実のあるものにできるか、というところまで親身に考えてくださるのは、研究室のどれほど親しい先輩であってもなかなか難しいことではないでしょうか。面接で問われるのも、つまるところは研究が修士や博士論文まで耐えうるかどうか、というところに集約されるようなので(個人の感想です!)、先生と相談しながら研究の今後のビジョンを見据えておくのも大事な試験対策になった、と思っています。
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最後に、若い時期に社会人から大学院に入ろうとする(私のような)人間にとって、大学院入試は結構な負担になると思います。大学受験のような統一模試がないので、現時点でライバルがどれほどいるのか、どれくらい勉強がデキて、その中で自分がどれほどの立ち位置なのか、といった情報がまるでわからないままに会社を辞める決断をしないといけません。独学する場合、参考書もかなり限られて手探り状態のスタートです。いくつかの候補の一つとして、大学院の専門塾に入って経験豊富な先生のもとで学ぶ、という選択肢は十分検討する価値があるものだと思います。少なくとも私は、昴に入って良かったと切に感じています。

長々とご覧いただき、ありがとうございました。皆さまのこれからの研究生活が実り多きものになりますよう、心よりお祈り申し上げます。
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(以上、いただいた「合格者の声」です。)

東大総合文化研究科、合格者の方の別の体験記です。あわせてご参照ください。

東京大学 総合文化研究科・京都大学 文学研究科・早稲田大学 文学研究科合格体験記

東京大学 総合文化研究科合格体験記 1

東京大学 総合文化研究科合格体験記 2

東京大学 総合文化研究科合格体験記 3

東京大学 総合文化研究科合格体験記 4

東京大学 総合文化研究科合格体験記 5

東京大学 総合文化研究科合格体験記 6

東京大学 総合文化研究科合格体験記 7

東京大学 総合文化研究科合格体験記 9

東京大学 総合文化研究科合格体験記 10

東京大学 総合文化研究科合格体験記 11

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合格者の声一覧

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東京大学大学院 人文社会系研究科合格者の声

東大大学院 人文社会系研究科合格者の方から、合格者の声をご送付いただきました。一言一句変えずに掲載いたします。

合格体験記

私は夏季入試も受験したが、結果は惨敗であった。大学院試験は大学受験と比べ科目数は少なく、受験者数も少ない。とりあえず勉強していれば受かるだろうという甘い考えをしていた。しかし、院試では何よりもまず進学後の研究に十分な能力があることを認められなければならず、入念に準備しなければ合格は出来ない。私の場合、最大の弱点はフランス語であった。そのため当初、昴入校の目的は院試レベルのフランス語を勉強することであったが、高橋先生のご著書で勉強していたこともあり、本科生として英語と論述講座も受講することを決めた。

院試についていろいろ不安になることがあるかもしれないが、とにかく行動し、毎日を必死に過ごすことが大事である。そうすれば、自分が思ってもみなかった地点まで来れる。悩んで何もしないよりとにかく行動したほうがいい。行動しながらだって悩むことは出来る。というより、その悩みは行動してないことによる不安に由来していることすらあるのだ。最短距離を探すよりも移動距離を稼いでゴールへ到達するつもりでいる方がいい。

次に昴の授業の情報を混ぜながら、私が実践した勉強を少し詳しく述べていく。入校についてだけでなく、勉強についても参考になれば幸いである。

【A】 英語
夏前までに高橋先生の『詳解 大学院への英語』(東京図書)を二周、中原道喜『新英文読解法』(聖文新社)のPart IIまでをやっていた。そのためある程度の読解力はあったと考えられる。しかし、あと少しの成長には昴での授業が大いに役立った。特に効果的だったのは演習形式の授業である。実戦形式によって緊張感をもって授業を受けることができ、添削してもらうことによって自分の理解の甘い所が明瞭になった。特に英単語の訳語の妥当性、語法や文法を適切に訳に反映させているかどうかは、添削してもらうことで自覚できる。わかっているつもりになって見逃してしまいやすい多義語や語法、英文を正確に訳に反映させることを学ぶのはなかなか独学では難しい。こうした細かな勉強は、英語に精通している人から直接教わるのが一番である。

語学は毎日一定の量に触れ続けることが大事であることは言うまでもないが、院試レベルの英文を高い理解度を伴って毎日読み続けるのは意外と難しい。その点で、昴で扱った文章を繰り返し読んでいれば、院試のための英語力としては十分である。

【B】 フランス語
フランス語は私の最大の弱点だった。大学の授業で2年ほどやっており、基礎的な文法は勉強済みだったが、単語や成句や構文といった表現についてはほとんど何も覚えていないに等しかった。そのため最も力を入れたのが表現のインプットである。これは単語の意味を覚えることだけでなく、語法やコロケーションといったことも含まれる。そのため、とにかく何度も辞書を引きまくった。私が主に使用したのが『プログレッシブ仏和辞典 第二版』(小学館)である。基本動詞にはイラストつきで説明されており、また語法の説明も分かりやすかった。院試には重要語句の定着が肝心なので、初・中級者用の学習辞典で根気よく何度も引くことをお勧めする。特に赤字で載っている語や熟語は本番で出てもおかしくない表現と思っていた方がいい。

単語帳として使用したのはモーリス・ジャケ、久松健一『仏検 準1級・2級必須単語集』(白水社)と小幡谷友二『よく出る分野をまとめて覚える 仏検イラスト単語集 3・4級レベル』(三修社)である。特に後者は人文社会系研究科で落とし穴になりやすい、日常会話で使われるような基礎的な単語を確認するのに丁度よかった。抽象的な単語は意外と英単語と似ていることが多く、類推や暗記が容易であるが、日常的なものほどフランス語特有の語になっている。それらの単語をもれなく定着できているかが肝要である。ちなみに双方とも確認用の赤シートはないので、私はAnkiという暗記カードアプリを利用していた。

しかしこれでも知ってるべき表現としては物足りないので、授業で出会った表現も貪欲に覚えた。過去問で出た表現がもう一度出ることはないかもしれないが、他の大学院の入試で出た表現は意外と出たりする。様々な大学院入試の仏文を扱う昴に通うことは非常に有利であった。

フランス語担当の中島先生は非常にエネルギッシュな先生で、フランス語を読解するうえで見逃してはならない表現や文法を伝えてくださった。慣れない第二外国語の授業を三時間以上受講するのは大変なはずだが、私にはあっという間のことだった。フランス語の演習では、一週間の勉強の成果を出そうと取り組んだのがよかった。本番と同じように時間を意識し、構造を誤らずに、知らない語句を何とか類推しながら訳出していくというやり方を続けていけば、本番の試験でも何とかなると思う。私の感覚としては、一文につき知らない語句を一つ以内に抑えることを目標にインプットしていかないと、構造を誤らずに類推することは難しい。それ以上だと訳が崩壊することが多い。

これは持論だが、速読による内容把握はそれほど難しくはない。文章中の鍵となる単語の意味さえ分かればこれまでの読書経験をもとに内容や展開が想像つくからである。問題は、ゆっくりでもいいので正確に読んでくださいと求められたときに正確に読めるかどうかである。要約問題ではなく和訳問題が出されるということは、内容把握よりも精読を重視しているの考えられる。そのため、訳出した根拠の説明を求められたら解説することができるぐらいに精読することを心掛けるべきであろう。分かりやすい言い方をすれば、院試レベルの英文に対する確信具合と同程度に仏文も読めなくてはならないということである。

最後に、表現のインプット以外で取り組んだことをまとめておく。
・9月~10月  昴の予習、倉田清『仏文和訳の実際』(大修館書店)基礎編の短文和訳(仏文だけノートに写し、訳を頭の中で作った。調べた語句の情報は記入した。このやり方は私にとって丁度よく、最後まで続けた。)
・10月~12月 昴の予習、南舘英孝、石野好一『フランス語を読むために 80のキー・ポイント改訂版』(白水社、絶版)二周
・1月~試験  昴の予習、復習(昴で扱った文章は仏文を写すだけでなく訳出もした。音読も繰り返した。)

振り返ってみて、フランス語は何とか基準を突破するのに間に合ったという感覚が強い。辞書持ち込み不可で臨まなくてはならない第二外国語は早いうちから院試レベルに向けて勉強を開始することを強くお勧めする。

【C】 専門科目
昴では論述対策講座も受講していたが、毎週時間内に自分の手持ちの知識を使って論述することができるかどうかを確認するのは非常によい訓練となった。高橋先生は私の専門領域とは異なっていたが、むしろ先生に読んでいただき論理展開が飛躍していないか、内容が十分に説明できているかを第三者の視点から判定して頂けることによって、自分の理解が十分かどうか一目瞭然の機会を得ることができた。約半年、欠かさず論述の練習をしたことで、当日も落ち着いて論じることができた。

【D】 卒業論文、口述試験
卒論は二次試験を合格するうえで非常に重要である。私は卒論を楽しんで書いていたが、卒論の完成度が最終的な合否に関わっていたと振り替えてみて思う。筆記試験は基礎学力の判定であり、口述試験はたった15~20分程度のことなので、修士課程での研究能力は卒論で判定されていたのだと思う。投稿論文のように少ない紙幅の中で先行研究を反映させなければならないものと違い、卒論の場合は先行研究を手際よくまとめるだけの部分も多いはずである。そこを夏までに終えておくことをお勧めする。そうすれば、残りの3~4か月の間、それを踏まえて自身の考えを膨らまし、論じることができ、また一次試験の勉強とも両立することができるだろう。参考までに私のおよその字数だけを述べておくと、8月時点で2.5万字、最終的に4.3万字で提出した。私は4万字をひとつの基準としていた。

二次(口述)試験で聞かれたことは、志望動機、大学院での研究内容・計画、卒論についての質疑(主に二点)、現時点での進路予定であった。重要なことは研究計画書や卒論を一生懸命取り組むことである。これら二つは昴での論文指導が貴重であった。高橋先生からのフィードバックに応えていくことで、十分な完成度に到達することができる。もう一つアドバイスを付け加えるならば、なぜ他の研究室ではなくその研究室を選ぶのかも言えると、好印象になるだろう。研究室の特徴を把握しておくことは重要である。

以上、私が実践したことのまとめである。
自分の進路を決めるのは、自分の努力と周囲からの援助と少しの運であろう。最後の二つは自分を越えたものであるが、努力だけは自分次第である。目標達成には最高の努力が必要である。しかしその努力も実は残り二つに支えられている。確かに昴に通うことは院試突破の方法の一つであるが、私は昴に通い取り組んだことで合格基準に達することができたと思う。夏季入試後に昴に連絡して本当によかった。あの一歩がなかったならば、入学は出来なかったであろう。その意味で、昴との幸運な出会いと先生方や自分の周囲からのサポートのおかげで最後まで努力することができたのである。昴のサイトにたどり着いたのなら、とりあえず連絡を取ってみたらいかがだろうか。

末筆で恐縮ですが、高橋先生と中島先生、大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

(以上、お寄せいただいた「合格者の声」です。)

以上、東京大学大学院、人文社会系研究科の合格者の方からの「合格者の声」を掲載させていただきました。

他にも多くの東大人文社会系研究科合格者の方より、合格体験記をいただいております。あわせてご参照ください。

東京大学 人文社会系研究科、早稲田大学 文学研究科合格体験記

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 1

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(昴教育研究所事務局)