東京大学大学院 教育学研究科 合格者の声 10

昴合格体験記

私は2024年の夏に東京大学教育学研究科、教育内容開発コース修士課程の試験を受け、合格を頂くことができました。これもひとえに昴教育研究所と高橋先生のご指導のおかげです。本当にありがとうございます。

大学院入試について右も左も分からなかった私は、昴に出会って受験に踏み出すことができました。この体験記が私と同じように大学院入試にチャレンジしようと頑張る皆様の助けになれば嬉しいです。

<昴に入塾するまで>
大学3年生の秋頃(2023年秋頃)からぼんやりと大学院に進学してみたいな、と思っていました。ゼミの先生に相談しながら、自分の研究テーマや行きたい場所に迷い、考えている内にあっという間に4年生になってしまいました。ゼミの教授や先輩から薦められた本を読んだり、院試の過去問を東大で購入したり、勉強する材料はありましたが、いざ始めようと思うと、何をどのように勉強すればいいのか分からず、足踏みしていました。もう間に合わないかもと思いつつ、ネットで調べていたところ昴に出会いました。昴の春学期が始まるギリギリで面談をお願いしました。試験まであと4ヶ月、まだ自分の研究計画や勉強も十分に進んでいない状態で、受け入れてもらえるのかと、ドキドキしながら面談に行きました。しかし、高橋先生は本当に丁寧に私の話を聞いて、不安を和らげるように「まずはやってみましょう」と仰って下さり、体験授業に参加することを決めました。

<昴での勉強>
私が受講していた講義は以下の3つです。
1. 英語院試問題演習(2024年春学期・夏学期)
2. 論述対策講座(2024年春学期・夏学期)
3. オーダーメイド講座(1回)

1.の英語院試問題演習では授業で過去問の英文和訳・要約問題を解いて、先生の解説があり、後日自分の解答を添削・採点して頂けます。志望した研究科の過去問でなくとも、英文和訳・要約の力が十分についたと思います。私は試験で辞書使用可でしたが、この講座で自分のボキャブラリーや文法の抜け穴をしっかり発見することが出来ました。

2.の論述対策講座では、最初に、論述を書く上でのポイントや過去問の傾向と対策について先生の講義を受けた後に、自分の志望する研究科の過去問を解くことが出来ます。後日先生からのアドバイス・採点も送って頂けます。論述の基本もしっかり押さえられるのと、過去問を自分で解いたり、傾向を掴むことで、自分が次どんな本・論文を読んだらいいか、論文を書く上での材料集めがどんどん進められるようになります。講義の中で資料を探して参考にすることもできるのですが、毎週この授業で自分が頭にインプットしたものを出せるように、たとえ自分の知らないテーマが出ても、その場で自分の持っているもので勝負をする!という練習が出来ました。

3.のオーダーメイド講座では、研究計画書を提出する前に一度先生に見て頂いてアドバイスを頂きました。細かい文章表現や構成、内容も自分の研究したいことが初めて読む大学院の先生方にしっかり伝わるよう、丁寧にご指導頂きました。

<家での勉強>
〜英語〜
・昴の授業の復習(英文の音読、解説された文法・語彙の見直しなど)
・英単語(ターゲット1900を地道に)
・過去問を自分で解いてみる
正直、英語の勉強は昴の復習が8割くらいだったと思います。重要な文法事項は授業の中でしっかり解説されているので、それをまずはしっかり押さえよう!と思って勉強していました。もう一度自分が確認したい文法事項などは高校の時に使っていた参考書を引っ張り出して確認する、というくらいでした。英単語は地道に単語帳をやりました。授業の中で過去問を解いていると、知らない単語ばかりの時もあって自信をなくす時もありましたが、高橋先生が「もし知らない単語があっても気を落とさず、その時に出会ったらお友達になりましょう!」と仰っていたので、あまりがっかりせず自分が出来ることをやっていました。

〜論述〜
・過去問を自分で解いてみる
・志望する研究科・コースの先生の著書を読む
・自分でノートに論述の材料をまとめる
まずは過去問を早めにチェックしておくことをお勧めします。過去問からある程度の傾向が掴めますし、それに合わせて学術書や論文を読んで知識を蓄えていけます。また、教育内容開発コースの先生は2人しかいらっしゃらないので、問題も(英語、論述ともに)それぞれの先生の特徴がはっきり見えるものでした。余裕があれば、両方の先生の代表的な著書を読んでみると、きっと助けになると思います。色々な本を読むのももちろん大切ですが、十分にインプットできるまで書くことを待っていては勿体無いので、書いてみる練習も大事だと思います。私は昴の論述対策では、高橋先生にお任せできる安心感があったので、思い切って書いてみる攻めの姿勢で論述の練習ができたことも、自分にとって大きかったと思います。

<二次試験について>
二次試験の対策は特別なことはしませんでした。自分の研究計画書をじっくり読んで、説明できるように練習しました。改めて教育内容開発コースで学ぶとはどういうことか、どのような学びの方針、特色なのかを意識しました。あとは素直に誠実でいることを第一に、面接に臨みました。当日はオンラインでの実施で、服装は清潔感のある私服を着用しました。

<最後に>
大学院受験のための勉強となると少し身構えてしまったり、何が正解か不安になるかもしれません。でも、昴での勉強は純粋にとても面白いです。高橋先生のユーモアあふれる授業は楽しいですし、受験に向かう私達に寄り添って下さる安心感もあります。昴で授業を受けている時は受験の圧迫感を感じることなく、毎週色んな世界を知れるワクワクをもらったと思います。本当に感謝しています。

長くなってしまいましたが、ご覧頂きありがとうございます。もし大学院受験の勉強で迷っている方がいたら、ぜひ一度昴で体験授業を受講してみて下さい。きっと助けになると思います。応援しております!

 

※東京大学大学院教育学研究科の合格者の方から、合格者の声をご投稿いただきました。一言一句変えず、そのまま掲載しております。(昴教育研究所事務局)

※下記リンクは同研究科の他の合格者の声です。ぜひ、あわせてご参照ください。

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東京大学大学院 教育学研究科合格者からのメール(合格者の声1)

 

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