合格者の声(続報)

2013年入試合格者の声が続々と寄せられています。そのうちのごく一部を紹介します。

・どうもありがとうございました。昴でお世話になりました、Rです。親身なアドバイスをいただき、本当にありがとうございました。先月、私は東京大学大学院人文社会研究科に合格することができました。昴で、高橋先生から大学院での勉強や受験に関するお話をうかがえたことで、目標が明確化し、視野が確実に広がりました。本当に感謝しております。授業でも、自分の和訳に添削をいただいたことで、自分の弱点、癖が可視化され、とても勉強になりました。その後、自分の受験勉強でも、添削していただいたものを見返したりし、大変活用させていただきました。今はまだまだ、本当に未熟で知識不足ですので、今後、しっかり勉強を頑張って、成長していきたいと思っています。本当に、ありがとうございました。廣田鉄斎先生にも、どうぞよろしくお伝えください。 (東京大学大学院人文社会系研究科合格  英語の講座を受講・単科生)

・廣田先生。お世話になります。Sです。おかげさまで、早稲田大学大学院の社会科学研究科に合格いたしました。昨年の秋に、電話で昴に問い合わせし、廣田先生の面接を受け、無理に個別指導をお願いし、高橋先生に引き受けていただいたことが合格につながりました。廣田先生、高橋先生に出会っていなければ、合格はなかったと思います。というのも、正直、昨年の秋に、個別指導はお願いしたものの、「大学院入試まで準備はまにあうか、途中でなげださないか」ということが自分自身の中で不安でもありました。私のひどい文章にも嫌な顔せず、論文のイロハから、高橋先生には教えていただきました。大学時代、ほとんど勉強しなかった私にとっては、今回高橋先生に教えていただいたことは大学4年間で得たものより大きかったと思います。高橋先生のおかげで、途中で投げ出さずに続けることができ、合格を勝ち取ることができました。廣田先生には、勉強の機会を与えていただいてとても感謝しております。今後も何かの形でお世話になるかと存じますが、何卒よろしくお願いいたします。(早稲田大学大学院社会科学研究科他合格  オーダーメイド講座を受講・単科生)

・ぼくは,インタビューや調査があったので,あまり真面目に授業を受けていたとは言いがたいですが,高橋先生の授業で印象に残ったことを書かせていただきます.ひとつめは,訳すということは,端に横のものを縦にするのはではないということです.高橋先生の英語の授業では,今までぼくが陥りがちだった小手先のテクニックではなくて,英語を英語として正しく理解すること,そしてそれと同じかそれ以上に日本語を日本語として正しく理解すること,そしてやっと英語を日本語にするという作業,を何度も課せられました.この規律訓練はかなり身体化されました.もし家で自主学習するか,昴に行くか悩んでいるかたがいらっしゃれば,十分コストに見合った知識とそして最も重要な翻訳の本質を訓練することが出来るので,昴に通われることをススメたいです.とくに,院試演習は過去問を緊張感をもって解くことができるのでかなりオススメです.ふたつめは,ジェンダー・コンシャスネスについて.ぼくは社会学,なかでも家族研究を大学院で継続するつもりなので,授業の端々での,高橋先生の文学研究や社会事象におけるジェンダーを変数とした見解がたいへん知識としても勉強になったし,これもまた規律訓練の機会となりました.高橋先生の授業から,機械的に受験上のテクニックを教えるのではなく,英語とはそもそもいかなる言語なのか,ある分析の視座から研究対象に挑むことのある種の政治的な態度の重要性,こういったことを学びました,これはぼくの財産です.あまり真面目な生徒ではなく短い間でしたが,本当にありがとうございました.(首都大学東京大学院人文科学研究科合格  英語・論述対策講座を受講・本科生)

・今まで数々の予備校に通いましたが、昴ほど親身になってくれる予備校は初めてです。計画書や卒論、答案の添削だけでなく、面接のためにたくさんのアドバイスをいただき、自信を持って試験に臨むことが出来ました。昴と出会えていなければ東大大学院合格は実現しなかったと思います。短い間でしたが本当にお世話になりました。ありがとうございました。(東京大学大学院総合文化研究科他合格  英語の講座等を受講・単科生)

・昴では院試に向けての勉強と、大学院で研究していくための土台づくり(もっとも、それが院試が行われる意味なのだとは思いますが)をしていくことが出来たと思います。先生方には本当に丁寧で的確なご指導していただき、おかげで志望校に合格することができました。本当にありがとうございました。(東京大学大学院人文社会系研究科合格  英語・フランス語・論述対策講座を受講・本科生)

・高橋先生のエキゾティックなオーダーメイド講座、もはやアートとしか言いようのない文法解説。(口癖は、「文法は自然言語の後追い。」)中島先生の明石屋さ○まバリのマシンガントーク、バファリンのような優しさを持つ添削。(好きな食べ物はチョコレート。)そして、なにより毎週土曜日の無二の親友A木さんとの餃子パーティー。(特技:的外れな質問からの睨み)――思い出してみるとこの半年間、私の心は躍っていました。でも・・・of+抽象名詞,前プラ関係代名詞、鯨構文、非人称のil, honteux!の連呼、quoi que ce soit! independamment笑 きちんと身についてるんですよね。あ~楽しかったな~。先生方、ほんっっっっっとうにありがとうございました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(東京大学大学院人文社会系研究科合格  英語・フランス語・論述対策講座を受講・本科生)

・昴の授業は毎回何度でも指名されるため、最初は予習に追われ、悩んだ時期もありましたが、地道に予習を続けた結果、知らず知らずのうちに実力がついていることに気がつきました。昴の先生方は小手先の技術を一切使いません。最初はそのことに驚かされました。毎回、基礎から説明してくださったおかげで、院試の際も「これ昴でやった!」という瞬間がたくさんあり、余裕をもって解くことができました。(東京芸術大学大学院音楽研究科合格  英語・フランス語・論述対策の講座を受講・本科生)

・本科生のAです。東京芸術大学大学院 芸術学 西洋美術史 に合格しました。ありがとうございました。昴の先生方には大変お世話になりました。中島先生は熱いフランス語を、葛西先生はご専門の話を、高橋先生からは英語とオーダーメイドで美学を教わりました。私は、美学は完全な初心者でした。高橋先生に1か月半でアリストテレスからグリーンバーグまで講義していただき、大変助かりました。昴の先生方にいろんな面で支えていただいたのだと思います。(東京芸術大学大学院美術研究科合格  英語・フランス語・論述対策の講座を受講・本科生)

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昴 感想文

本日、大学四年生のK君(早稲田大学大学院文学研究科と一橋大学大学院社会学研究科に合格)から長文の「昴 感想文」が寄せられた。全文をそのまま(文字化けを含め)掲載させていただく。(廣田鉄斎)

昴 感想文

昴では、廣田先生、高橋先生、中島先生の3人にお世話になりました。とても丁寧な論文と語学の指導と、質問、議論がしやすいアットホームな雰囲気が昴の魅力だと思います。

まず論文と語学の指導についてですが、これは大学院の試験合格のためだけでなく、普段の研究のための能力を高めるためにも非常に有用でした。昴で授業を受けるまでは、英語の文献を読むとき、難しい文の解釈はおざなりにし、細かい部分を読み飛ばしていましたが、高橋先生の授業で文法と構文の解説を繰り返し聞いた後は、文章の細部まで根拠を持って正確に読めるようになったと思います。細かい部分をいい加減にせず、納得するまで考える姿勢を身につけられたことは、普段英文を読むときにも役立っています。英文読解の面白さと難しさの両方を学べました。中島先生のフランス語の授業は、和気藹々とした雰囲気で、楽しみながらフランス語の文法と語法を学ぶことができました。暗記のための語呂合わせや、授業の合間の雑談もとても面白くて、文法も全く退屈せずに勉強できました。英文読解とフランス語の構文の授業は、毎回の復習に時間がかかりましたが、授業で充分な説明を受けた後での復習であったため、それ程負担にならず、時間をかけた分だけ確実に力が付いたように思います。少人数の授業なので、気になったことはすぐに質問でき、疑問を全て解決してか・・藜,亮・箸某覆爐海箸・任④泙靴拭・・・[ママ]

論文の指導では、廣田先生にお世話になりました。研究計画書だけでなく、大学院の一次試験の論述問題の添削もして頂き、とても心強かったです。内容一般だけでなく、用語の選択や構成についても丁寧なコメントを頂き、自分一人では気づくことのできない、論文の問題点を検討、修正することができました。大学のゼミでは、論文にコメントをもらえる機会が数回しかなかったので、廣田先生の添削は、自分の論文を考え直す非常に貴重な機会でした。

昴での授業で、何よりも楽しかったのは、質問と議論の時間でした。英語文献講読の時間には、テキストの内容に関係する問題を基にしたいろいそ[ママ]な話を聞くことができ、以前は当たり前だと思っていたことを疑って考える姿勢が身につきました。特に、社会は歴史的構築物であり、今ある社会は複数の選択肢の中の1つに過ぎず、絶対的なものではないという言葉は印象に残っています。以前から、全ての研究は現代的、現実的な問題意識と結びつかなければ、社会への主張を失った言葉遊びのようになってしまうと漠然と考えていましたが、廣田先生の話を聞いていく中で、その認識をより確かなものにし、自信が持てるようになりました。何のために研究するのか、大学とは何か、社会のシステムの中での「知識人」の機能と問題等の、身の回りの問題を自省的に考えるとても良い機会であったと思います。

昴には、頑張れば頑張っただけ実力が付く授業がたくさんあり、授業中の説明や議論を通して、ぼんやりとした疑問もはっきりとした問題意識へと育ち、長い論文の構想も自分で全て考えられるようになります。アットホームな雰囲気で、先生と学生の距離が近く、とても親身に指導をうけられる教室なので、勉強のモチベーションを保つこともでき、とてもおすすめです。僕が、早稲田と一橋の大学院に両方受かることができたのは、本当に昴での指導のおかげだったと思います。

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