合格実績、研究科・コース別内訳

昴教育研究所、大学院合格実績

*2024年度入試(2023年度在籍生)の結果を加えました。(2024年3月10日)

2014-2024年度(2013-2023度在籍の受講生)の合格実績(11年分)に基づき、各大学ごとの合格者数の内訳を公開します。
*個人情報の保護のため、原則として、研究科ごとの合格実績は過去の年度の合格者数を合算して公表しております。
*各大学院の実態に合わせて、専攻ごとでまとめたり、研究科ごとでまとめたりしています。
*昴教育研究所は、毎年在籍者30~40名程度の、小さな教室です。

東京大学大学院・文学部合格 122名
総合文化研究科50、人文社会系研究科27、教育学研究科26、文学部学士編入9、
情報学環学際情報学府7、公共政策大学院2、文学部一般入試1

一橋大学大学院合格 46名
言語社会研究科26、社会学研究科16、経営管理[旧商学]研究科2、
法学研究科1、国際公共政策大学院1

早稲田大学大学院合格 31名
文学研究科21、社会科学研究科3、政治学研究科3、
教育学研究科2、アジア太平洋研究科1、基幹理工学研究科1

慶応大学大学院合格 14名
文学研究科(D含む)9、社会学研究科2、メディアデザイン研究科2、政策メディア研究科1

京都大学大学院合格 8名
文学研究科4、人間環境学研究科2、教育学研究科1、
アジア・アフリカ地域研究科1

お茶の水女子大学大学院合格 8名
ジェンダー社会科学3、比較社会文化学3、人間発達科学2

東京藝術大学大学院合格 7
美術研究科芸術学コース3、国際芸術創造学研究科2、音楽研究科2

大阪大学大学院合格 7名
文学研究科4、国際公共政策大学院2、人間科学研究科1、

立教大学大学院合格 7名
文学研究科5、コミュニティ福祉学研究科1、21世紀デザイン研究科1

東京外国語大学大学院 4名
総合国際学研究科4

名古屋大学大学院合格 3名
文学研究科1、情報学研究科1、公共政策大学院1

東京都立大学大学院合格 3名
人文科学研究科3

東北大学大学院合格 3名
文学研究科3

筑波大学大学院合格 3名
人間総合科学研究科2、人文社会科学研究科1

神戸大学大学院合格 2名
国際協力研究科2

東京工業大学大学院合格 2名
リベラルアーツ教育研究院1、環境・社会理工学院 社会・人間科学系1

上智大学大学院合格 2名
総合人間科学研究科1、グローバル・スタディーズ研究科1

同志社大学大学院合格 2名
総合政策科学研究科1、社会学研究科1

青山学院大学大学院合格 2名
文学研究科2

学習院大学大学院合格 2名
文学研究科1、政治学研究科1

明治大学大学院合格 2名
文学研究科1、情報コミュニケーション研究科1

中央大学大学院合格 2名
法学研究科(D)1、総合政策研究科1

国学院大学大学院合格 2名
文学研究科2

北海道大学大学院合格 1名
文学研究科

広島大学大学院合格 1名
文学研究科

東京学芸大学大学院合格 1名
教育学研究科

千葉大学大学院合格 1名
人文公共学府

静岡文化芸術大学大学院合格 1名
文化政策研究科

津田塾大学大学院合格 1名
文学研究科(D)

関西学院大学大学院合格 1名
社会学研究科

立命館大学大学院合格 1名
先端総合学術研究科

成城大学大学院合格 1名
文学研究科

法政大学大学院合格 1名
文学研究科

全合格者数294名(のべ)、うち、一人の人が複数の大学院に合格した重複を除いた実数は257名。

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実際の合格者の授業への感想や勉強法、研究の進め方については、次のリンクを参照ください。

合格者の声一覧へ

東京大学大学院 人文社会系研究科合格者の声

東大大学院 人文社会系研究科合格者の方から、合格者の声をご送付いただきました。一言一句変えずに掲載いたします。

合格体験記

私は夏季入試も受験したが、結果は惨敗であった。大学院試験は大学受験と比べ科目数は少なく、受験者数も少ない。とりあえず勉強していれば受かるだろうという甘い考えをしていた。しかし、院試では何よりもまず進学後の研究に十分な能力があることを認められなければならず、入念に準備しなければ合格は出来ない。私の場合、最大の弱点はフランス語であった。そのため当初、昴入校の目的は院試レベルのフランス語を勉強することであったが、高橋先生のご著書で勉強していたこともあり、本科生として英語と論述講座も受講することを決めた。

院試についていろいろ不安になることがあるかもしれないが、とにかく行動し、毎日を必死に過ごすことが大事である。そうすれば、自分が思ってもみなかった地点まで来れる。悩んで何もしないよりとにかく行動したほうがいい。行動しながらだって悩むことは出来る。というより、その悩みは行動してないことによる不安に由来していることすらあるのだ。最短距離を探すよりも移動距離を稼いでゴールへ到達するつもりでいる方がいい。

次に昴の授業の情報を混ぜながら、私が実践した勉強を少し詳しく述べていく。入校についてだけでなく、勉強についても参考になれば幸いである。

【A】 英語
夏前までに高橋先生の『詳解 大学院への英語』(東京図書)を二周、中原道喜『新英文読解法』(聖文新社)のPart IIまでをやっていた。そのためある程度の読解力はあったと考えられる。しかし、あと少しの成長には昴での授業が大いに役立った。特に効果的だったのは演習形式の授業である。実戦形式によって緊張感をもって授業を受けることができ、添削してもらうことによって自分の理解の甘い所が明瞭になった。特に英単語の訳語の妥当性、語法や文法を適切に訳に反映させているかどうかは、添削してもらうことで自覚できる。わかっているつもりになって見逃してしまいやすい多義語や語法、英文を正確に訳に反映させることを学ぶのはなかなか独学では難しい。こうした細かな勉強は、英語に精通している人から直接教わるのが一番である。

語学は毎日一定の量に触れ続けることが大事であることは言うまでもないが、院試レベルの英文を高い理解度を伴って毎日読み続けるのは意外と難しい。その点で、昴で扱った文章を繰り返し読んでいれば、院試のための英語力としては十分である。

【B】 フランス語
フランス語は私の最大の弱点だった。大学の授業で2年ほどやっており、基礎的な文法は勉強済みだったが、単語や成句や構文といった表現についてはほとんど何も覚えていないに等しかった。そのため最も力を入れたのが表現のインプットである。これは単語の意味を覚えることだけでなく、語法やコロケーションといったことも含まれる。そのため、とにかく何度も辞書を引きまくった。私が主に使用したのが『プログレッシブ仏和辞典 第二版』(小学館)である。基本動詞にはイラストつきで説明されており、また語法の説明も分かりやすかった。院試には重要語句の定着が肝心なので、初・中級者用の学習辞典で根気よく何度も引くことをお勧めする。特に赤字で載っている語や熟語は本番で出てもおかしくない表現と思っていた方がいい。

単語帳として使用したのはモーリス・ジャケ、久松健一『仏検 準1級・2級必須単語集』(白水社)と小幡谷友二『よく出る分野をまとめて覚える 仏検イラスト単語集 3・4級レベル』(三修社)である。特に後者は人文社会系研究科で落とし穴になりやすい、日常会話で使われるような基礎的な単語を確認するのに丁度よかった。抽象的な単語は意外と英単語と似ていることが多く、類推や暗記が容易であるが、日常的なものほどフランス語特有の語になっている。それらの単語をもれなく定着できているかが肝要である。ちなみに双方とも確認用の赤シートはないので、私はAnkiという暗記カードアプリを利用していた。

しかしこれでも知ってるべき表現としては物足りないので、授業で出会った表現も貪欲に覚えた。過去問で出た表現がもう一度出ることはないかもしれないが、他の大学院の入試で出た表現は意外と出たりする。様々な大学院入試の仏文を扱う昴に通うことは非常に有利であった。

フランス語担当の中島先生は非常にエネルギッシュな先生で、フランス語を読解するうえで見逃してはならない表現や文法を伝えてくださった。慣れない第二外国語の授業を三時間以上受講するのは大変なはずだが、私にはあっという間のことだった。フランス語の演習では、一週間の勉強の成果を出そうと取り組んだのがよかった。本番と同じように時間を意識し、構造を誤らずに、知らない語句を何とか類推しながら訳出していくというやり方を続けていけば、本番の試験でも何とかなると思う。私の感覚としては、一文につき知らない語句を一つ以内に抑えることを目標にインプットしていかないと、構造を誤らずに類推することは難しい。それ以上だと訳が崩壊することが多い。

これは持論だが、速読による内容把握はそれほど難しくはない。文章中の鍵となる単語の意味さえ分かればこれまでの読書経験をもとに内容や展開が想像つくからである。問題は、ゆっくりでもいいので正確に読んでくださいと求められたときに正確に読めるかどうかである。要約問題ではなく和訳問題が出されるということは、内容把握よりも精読を重視しているの考えられる。そのため、訳出した根拠の説明を求められたら解説することができるぐらいに精読することを心掛けるべきであろう。分かりやすい言い方をすれば、院試レベルの英文に対する確信具合と同程度に仏文も読めなくてはならないということである。

最後に、表現のインプット以外で取り組んだことをまとめておく。
・9月~10月  昴の予習、倉田清『仏文和訳の実際』(大修館書店)基礎編の短文和訳(仏文だけノートに写し、訳を頭の中で作った。調べた語句の情報は記入した。このやり方は私にとって丁度よく、最後まで続けた。)
・10月~12月 昴の予習、南舘英孝、石野好一『フランス語を読むために 80のキー・ポイント改訂版』(白水社、絶版)二周
・1月~試験  昴の予習、復習(昴で扱った文章は仏文を写すだけでなく訳出もした。音読も繰り返した。)

振り返ってみて、フランス語は何とか基準を突破するのに間に合ったという感覚が強い。辞書持ち込み不可で臨まなくてはならない第二外国語は早いうちから院試レベルに向けて勉強を開始することを強くお勧めする。

【C】 専門科目
昴では論述対策講座も受講していたが、毎週時間内に自分の手持ちの知識を使って論述することができるかどうかを確認するのは非常によい訓練となった。高橋先生は私の専門領域とは異なっていたが、むしろ先生に読んでいただき論理展開が飛躍していないか、内容が十分に説明できているかを第三者の視点から判定して頂けることによって、自分の理解が十分かどうか一目瞭然の機会を得ることができた。約半年、欠かさず論述の練習をしたことで、当日も落ち着いて論じることができた。

【D】 卒業論文、口述試験
卒論は二次試験を合格するうえで非常に重要である。私は卒論を楽しんで書いていたが、卒論の完成度が最終的な合否に関わっていたと振り替えてみて思う。筆記試験は基礎学力の判定であり、口述試験はたった15~20分程度のことなので、修士課程での研究能力は卒論で判定されていたのだと思う。投稿論文のように少ない紙幅の中で先行研究を反映させなければならないものと違い、卒論の場合は先行研究を手際よくまとめるだけの部分も多いはずである。そこを夏までに終えておくことをお勧めする。そうすれば、残りの3~4か月の間、それを踏まえて自身の考えを膨らまし、論じることができ、また一次試験の勉強とも両立することができるだろう。参考までに私のおよその字数だけを述べておくと、8月時点で2.5万字、最終的に4.3万字で提出した。私は4万字をひとつの基準としていた。

二次(口述)試験で聞かれたことは、志望動機、大学院での研究内容・計画、卒論についての質疑(主に二点)、現時点での進路予定であった。重要なことは研究計画書や卒論を一生懸命取り組むことである。これら二つは昴での論文指導が貴重であった。高橋先生からのフィードバックに応えていくことで、十分な完成度に到達することができる。もう一つアドバイスを付け加えるならば、なぜ他の研究室ではなくその研究室を選ぶのかも言えると、好印象になるだろう。研究室の特徴を把握しておくことは重要である。

以上、私が実践したことのまとめである。
自分の進路を決めるのは、自分の努力と周囲からの援助と少しの運であろう。最後の二つは自分を越えたものであるが、努力だけは自分次第である。目標達成には最高の努力が必要である。しかしその努力も実は残り二つに支えられている。確かに昴に通うことは院試突破の方法の一つであるが、私は昴に通い取り組んだことで合格基準に達することができたと思う。夏季入試後に昴に連絡して本当によかった。あの一歩がなかったならば、入学は出来なかったであろう。その意味で、昴との幸運な出会いと先生方や自分の周囲からのサポートのおかげで最後まで努力することができたのである。昴のサイトにたどり着いたのなら、とりあえず連絡を取ってみたらいかがだろうか。

末筆で恐縮ですが、高橋先生と中島先生、大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

(以上、お寄せいただいた「合格者の声」です。)

以上、東京大学大学院、人文社会系研究科の合格者の方からの「合格者の声」を掲載させていただきました。

他にも多くの東大人文社会系研究科合格者の方より、合格体験記をいただいております。あわせてご参照ください。

東京大学 人文社会系研究科、早稲田大学 文学研究科合格体験記

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 1

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 2

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 3

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 4

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 5

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 6

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 7

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 8

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 9

「合格者の声」一覧のページと、昴のトップページのリンクは以下です。

合格者の声一覧

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(昴教育研究所事務局)

昴の院試対策

昴教育研究所の院試対策の概要

昴での大学院受験対策について、以下の4つの項目順に記していきます。

(1)「学習」と「研究」とを両立させよう
(2)「外国語設置講座」と「論述対策」で確実な一次試験対策を
(3)「研究指導」で研究計画書・提出論文に効果的に取り組もう
(4)多様なニーズにこたえる「オーダーメイド講座」

 

(1)「学習」と「研究」とを両立させよう

大学院受験では、筆記試験中心の「一次試験」と、提出物に基づく面接で行われる「二次試験」との両方にしっかりと対応し、準備していくことが重要です。

「一次試験」への対策は、努力の量が結果に結びつく「学習」、「二次試験」への対策は、先行研究をインプットしながらも、まだ見ぬ発見へと探求していく「研究」の道です。院試対策を始めてみて気が付くのは、両者のベクトルが大きく異なっていることです。このどちらかを軽視してしまえば、志望の大学院への合格は困難になるでしょう。昴のシステムは、この両輪を上手に回していくことを可能にします。

 

(2)「外国語設置講座」と「論述対策」で確実な一次試験対策を

大学院入試の一次試験で大きな比重を占めるのが、外国語の試験です。昴では、経験豊富・実績のある講師による外国語のクラスを設置しています*。それぞれのクラスについては、外国語設置科目一覧をご参照ください。
*「個別指導」を希望される方は、このページの下にある(4)オーダーメイド講座の説明を参照してください。

外国語の「学習」をペースメーカーとして重ねていき、実力を身に着けていくことで、大学院受験の準備が効果的に展開していきます。

また、昴では、多くの大学院受験者が不安を抱える、専門科目の論述対策に的を絞った授業も用意しています。定期的なアウトプットが、インプットへの渇望を生み出します。論述対策の詳細については論述対策講座の説明をご覧ください。

 

(3)「研究指導」で研究計画書・提出論文に効果的に取り組もう

先述したように、「研究」は先が見えない道です。だからこそ、過去の合格例を知る講師による「研究指導」が効果を発揮します。昴では「本科生」に2000字~8000字程度の「研究計画書」および20000字以上の「卒業論文・卒業論文に代わる論文」の指導を実施していきます。また、研究指導のみをご希望の方や「単科生」の方も別途オーダーメイド講座をご受講いただくことで対応が可能です。指導の具体的な内容については、昴の「研究指導」を参照してください。

 

(4)多様なニーズにこたえる「オーダーメイド講座」

大学院受験においては、様々なニーズがあります。これに答えるのが「オーダーメイド講座」(個別指導)です。それぞれの受講生の要望から授業内容を設定して、個別指導を実施します。以下は具体的にこれまで実施してきたニーズの例です。

  • 外国語が苦手なので、初歩から丁寧に教えてほしい。
  • クラス授業を受講したいけれど、日程がどうしても合わない。
  • 試験が迫って、集中的に外国語の過去問を指導してほしい。
  • 提出論文に特化して指導してほしい。
  • 特定領域(心理学・法学など)の英語の問題を中心に学習したい。
  • すでに大学院で研究を進めているが、英語の文献を読みながら相談したい。
  • 外国語で論文や研究計画書などを提出しなければならないため、その添削をしてほしい。

上記のようなニーズ以外にも、様々な要望に応じて授業を設けることが可能です。オーダーメイド講座のシステムや料金については、メニューから「諸規定・学費」のページに行ってご確認ください。

 

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論述対策講座について

 

昴では、大学院受験における「専門科目」対策として、「論述対策講座」を設置しています。
その「論述対策講座」の特徴を、以下の項目ごとに解説していきます。

(1)大学院入試の「専門科目」とは
(2)フォーマットを確立させよう
(3)各受講生にあった「過去問想定演習」
(4)答案への丁寧な添削
(5)「論述対策講座」のレベルは?

*ここで念頭に置く大学院は、「文系」の専門の大学院です。数学などの問題を解く「理系」の大学院は想定していませんので、ご了承ください。

 

(1)大学院入試の「専門科目」とは

大学院受験では、通常、語学の試験に加えて「専門科目」の試験が課されます。
昴の「論述対策講座」は、「専門科目」の中の「論述」に分類される問題へ対応する講座です。
専門科目の試験の種類は、「知識で対応すべき問題」と「論述問題」に分類されます。「知識で対応すべき問題」を代表するのは「用語説明」の問題です。これらへの対応は「書き方」よりも、「ちゃんと知っている」ことが重要です。(もちろん、短い用語説明でも「書き方のコツ」のようなものは存在し、それについてはここで解説している「論述対策講座」でも触れます)
したがって、こういった知識の習得には、しっかりと書籍・論文を通じてインプットすることが最大の受験対策になります。
一方、「以下の文章を読み、その内容を踏まえた上で、下線部「〇〇〇〇*」について、具体的な作品を挙げながら論じなさい。」や「教育と〇〇*との多面的な関係について、社会科学的観点から論じなさい。」といった出題に対しては、単に知識として知っているだけでは対応できません。与えられた引用文や出題テーマから、学問的な関連性(relevance)を引き出して、それを自分の知識と結びつけることが要求されます。逆に、この部分のやり方が身についてくれば、新しく得た知識を使って、自分なりに論じることが上手く――そして楽しく――なってきます。昴の「論述対策講座」は、受講生が自律して学習できるようになるため、そして、試験において、それぞれが学んできたことをしっかりと発揮できるための対策を行っています。
*実際の出題からの引用のため、〇〇は伏字を表しています。

 

(2)フォーマットを確立させよう

日本の大学生、いやむしろ、日本の成人は「論理的な文章を書くのが苦手である」と、しばしば指摘されます。このことの当否は、正確な国際比較などが行われないとわかりませんが、「自分は文章を書くのが苦手だ」と思っている方は多いと思います。加えて、「文章を書くのは慣れている/好きだけれど、≪アカデミックな文章≫となると、自信が無い」という方も多いでしょう。
「論述対策講座」では、「書き方」についての一定のルールをまず学んでいき、それに則って書くことを学びます。すなわち、「フォーマットの確立」です。学術論文では、イントロダクションやコンクルージョンをつけることや、複数段落間の関係、あるいは改行時の1文字下げから、「事実」と「解釈」の分離など、様々な規範が存在します。そういった規範を具体的に身に着けていくことで、「自分の考え」を「アカデミックな基準」に則った形で執筆することが可能になります。
「フォーマット」は、ある意味で、書くうえでの制約でもありますが、まずそうした制約を学び、その規則を理解したうえで、その制約を超える跳躍をそれぞれの受講者が成し遂げることを目指します。

 

(3)各受講生にあった「過去問想定演習」

「論述対策講座」は2コマ連続の授業です。1コマ目は、上述の「フォーマットの確立」のためのレクチャーを実施します。それに対し2コマ目では、毎回、実際の院試で出題された過去問に基づいて、大学院入試を想定した演習を実施します。重要なのは、「それぞれの受講生が目指す大学院の専門問題の類題を解答する」ということです。つまり演習時に受講生全員が一律で共通問題を解答するのではなく、各自の専門の問題を選択し演習を行うことができるため、より実践的に、各自の志望する大学院への対応を目指します*。
*ただし、より開かれた形で実施する、春期集中特別公開講座の「論述対策 ガイダンスと演習」では、大学入試の「小論文」のレベルで、専門知識を問わない出題を扱います。また、春学期以降も、専門の学習に自信が無い人のために、専門知識は必要無いタイプの出題も織り交ぜて実施していきます。
「書く力」は何よりもまず、実践的に「書く」ことによってしか身に着けません。毎回、決められた時間の中で、院試を想定した問題をしっかり解答していくことが、大学院入試専門試験における論述問題対策に最も効果的です。

 

(4)答案への丁寧な添削

受講生の皆さんが「論述対策講座」の演習で書き上げた答案は、毎週、担当講師が丁寧に採点・添削して返却します。「添削」といっても、日本語の直しや誤字脱字の指摘に留まりません。論じ方・論の構成に始まり、出題の解釈や引用文の理解が十分か、知識として提示しているものがあっているかどうか、それは院試で提示するのに十分な専門性があるかどうか、事実の提示の仕方はどうなのか、あるいはさらに、具体例からもっと引き出すことができるものがあるかどうかまで、多岐にわたってコメントをつけています*。
*担当講師の話では、1人の答案添削に対して、約45~60分ほど必要だとのことです。

 

(5)「論述対策講座」のレベルは?

最後に「論述対策講座」のレベルは?という点について説明します。しばしば、「自分はちゃんと小論文の勉強もしたことが無いし、ついていけるのかどうか」というご相談を頂きます。これについて言えば、「みんな大抵同じ状況です」というのが答えでしょう。もちろん大学入試の段階で「小論文」という科目を体験されている方もいらっしゃるでしょうが、多くの人が「小論文はどうも苦手…」という状態で大学に入学しています。
加えて、大学院入試の場合、時間制限があるなかで、何も参考書を用いずに、かつ専門的な内容について論じるといった試験はほとんどの人が未体験です。「論述対策講座」は「みんな初心者」という前提からスタートして、しっかりと院試に対応する力を身に着けていきます。

 

備考

・「論述対策講座」は「特別講座」です。本科生の場合、単科生受講料の半額で受講できます。詳しくは「入学に関する面談」で担当者から説明いたします。

・「研究計画書」に関する各受講生への具体的な作成の助言・添削は「研究指導」のシステムを利用して実施しますが、「論述対策講座」のレクチャーの中でも、研究計画書の書き方は取り上げています。

 

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昴教育研究所の「研究指導」

昴はあなたの論文の最初の読者になります

(1)大学院入試における「研究」の重要性

大学院入試の合否を決める大きな要因としては、①筆記試験(外国語試験+専門に関する論述など)②「研究計画書」そして/あるいは「卒業論文」(あるいはそれに代わる論文)が挙げられます。昴教育研究所は、①の力を伸ばすことに加えて、②の点を徹底してフォローすることで、高い合格実績を上げています。
昴教育研究所の研究科・専攻ごとの合格実績のリンク

「研究計画書」の重要性は、よく知られています。その一方で、「卒業論文」(あるいはそれに代わる論文)の重要性は、あまり知られていません。

1~3月に実施される大学院の多くでは、「卒業論文」や、「卒業論文に代わる論文」の提出が求めらます(以下、両者をあわせて、「卒論相当論文」と呼びます)。そして、この論文は、合否に大きな影響を与えます。

(普通に考えて、2000文字の研究計画書と2万字の論文があれば、どちらの方が受験者の研究能力を判断するために重要か、というのは明らかでしょう。)

また「研究計画書」についても、それを完成させるためには、しっかりとした「研究」が必要になってきます。

昴教育研究所は、このような「研究」に対してサポートするために、「研究指導」を個別指導を利用して実施しております。
*単科生や、研究指導だけの受講を望まれる方には、「オーダーメイド講座5回セット」のご利用をお勧めしております。詳しくは、「入学に関する相談」の際にお尋ねください。
*本科生は、研究に特化したお得な「本科生オーダーメイド講座」をご利用いただけます。「入学に関する面談」の際にお尋ねください。

 

(2)「研究指導」のプロセス

実際の指導では、受講生の研究の進捗状況によってスタート地点は様々ですが、おおむね、以下のようなプロセスを経て進んでいきます。

① 受験する大学院の絞り込み、それに基づいた年間スケジュールのイメージ化

② 先行研究についての相談、把握の手伝い、テーマとしての有効性の検討など

③ 先行研究を実際にインプットしていった中での方向性の模索、軌道修正の必要の有無の検討、全体の構成や目次の作成

④ 受講生による論文の執筆、執筆されたものを読みながら、さらに改善の余地などを検討していく

⑤ 最終的な論文全体に対する添削、メールを通じた指導、大学院入試での面接にあたっての注意事項や、想定される質問や批判への応答の検討

年間を通じて、このように研究を進めていく手助けを通じて、合格の可能性を高めるとともに、一人の研究者として、独立して研究を行うことができるようになっていくための手助けを行っていきます。

 

(3)昴の「研究指導」を受けることのメリット

いくつか、実際の受講者のコメントを、「合格者の声」から引用します。(文章をクリックすると、「合格者の声」につながります。)

私は志望先とは異なる学部出身で、大学卒業は、はるか昔です。(中略)文章は書き慣れていますが、何が作文で、何が論文か、区別できていなかっただけでなく、研究計画書とは何なのかもよく分からないところからのスタートでした。
(東大人文社会系研究科 合格者の声)

論文を書き始める前は不安ばかりでしたが、高橋先生からのコメントをいつも楽しみに頑張ることができました。また、高橋先生の指導から、学部生の時の自分にはなかった研究に対する新たな視点を持つことができるようになりました。
(東大総合文化研究科 合格者の声)

また、大学院入試にあたって必要になる提出論文や研究計画の書き方について、ある意味で政治的なアドバイスがもらえるのも昴に通う利点のひとつです。(中略)自分の場合であれば、指導のおかげで論文の構成が変わり、アカデミックで読みやすくなった、つまりは受かりやすいものになったと思います。(中略)こうした指導のために自分の書いた論文を定期的に読んでもらえることも、執筆の原動力になります。
(東大総合文化研究科等 合格者の声)

現在の日本の「大学入試」の仕組みですと、「学びたいこと」と「進学先」のすり合わせが十分にできず、大学院進学を目指す多くの方において、所属学部と志望大学院や研究内容のミスマッチが発生しているのが現状です。加えて、近年では、一度「社会人」を経由してから、大学院を改めて目指す方も多いでしょう。

このような事情から、大学院入試においては、「研究計画書」や「卒論相当論文」を書くにあたっての、助言を受けられない人が多いようです。昴では、こうした受講生の方たちのニーズにこたえるなかで、様々に工夫しながら、現在の「研究指導」のシステムを形にしてきました。昴の研究指導のメリットとして、以下のような点が挙げられるでしょう。

① 研究に必要な作業がわかる
たとえば何をもって、「先行研究」と呼ぶのか、また、「先行研究」をどうやって探すのか、という点について困っている人は多いでしょう。昴の研究指導は、こういった点について、具体的な文献を挙げながら、先行研究の把握の仕方を相談していきます。もちろん、これは「先行研究」に限った話ではありません。

② 論文や研究計画書の「形式」がわかる
「形式など簡単に調べられる」と考えられがちですが、学術的な論文の「形式」は、「段落冒頭の一字下げ」というレベルから始まって、多岐にわたります。また「引用」をどのように使うか、なども広い意味での「形式」と呼べるでしょう。

院試で研究計画書や論文を審査する大学の研究者たちの中には、形式からの逸脱を厳しく見る人も多いです。ただしこれは、そうした研究者たちが過度に「形式主義」に陥っていることを必ずしも意味しません。こうした形式への準拠の要求は、「形式から逸脱しているけれど優れた論文」に出会うことがあまりにも少ないゆえに発生しています。昴でも、形式をしっかりと守ること、あるいは場合によっては、複数存在するうちのどの形式を採用するのが妥当か、を検討することで、学術的な文章表現、「伝わるように書く」ことの重要性を伝えていきます。

③ 「読者」が得られる。
このページの冒頭に、「昴はあなたの論文の最初の読者になります」という言葉を掲げさせてもらいました。合格者の声でも「自分の論文を読んでもらえること自体が楽しみ」という趣旨の記述は多いですね。

論文を執筆するにあたっては、内発的な動機づけだけでは困難です。やはり、締切があって、それに向けて執筆し、それを読む人がいる、ということが重要です。昴での研究指導は、まずもって、「読む」こと、そして「話す」ことを通じて、受講生と講師が二人三脚で、提出課題を完成させていきます。

④ 院試に要求される研究計画や論文の水準がわかる
昴では、合格者の例はもとより、一次試験に合格しながら、二次試験で不合格になってしまった例も含め、膨大な蓄積があります。そうしたなかで、院試に要求される論文の水準、さらに言えば、特定の大学院に合格するに値する論文の水準まで、かなりの程度把握しております。

これは「院試に受かる論文のノウハウを知っている」ということではありません。「研究」というのは、既存の膨大な研究を、可能なかぎり参照しつつ、同時に、そうした研究がまだ成し遂げられていないことをしっかりと探し、そこで、学術研究の世界を豊かにする営みです。簡単ではありません。だからこそ、過去の事例の積み上げから、「だいたいこの水準に達していればなんとかなるだろう」という目安を持った読者の存在が、院試に向けて研究をする皆さんの力になるでしょう。

 

(4)専門性について問題はないのか

そうは言っても、大学院入試レベルの各学問分野の知識が無ければ、大学院入試の「研究指導」は成立しないのではないか、と考える人もいるでしょう。正しい疑問です。一方昴では、かなり幅広い領域の指導に対応しております。

一つには、過去の指導を通じて、様々な学問分野の知識の蓄積があります。現在研究指導の中心になっている講師は、2000年代初頭より昴教育研究所で勤務し、様々な方の指導にあたっており、その過程で、専門書を読むなどして、広範な領域の論文を理解するための最低限の知識を持っています。

しかしより重要なことは、昴での指導は「教える」ことに主眼は無い、ということです。そうではなく、受講生との口頭および原稿の読解を通じたコミュニケーションにこそ、昴の研究指導の特徴があります。「教える」のではなく、「引き出す」ことこそ、昴の指導の特徴です。専門知識を持たない領域でも、論文を読んで「あれ、ここはつながっていないぞ」とか「こんなことを言えるのか?根拠(参照文献)が足りないのではないか」など、研究計画・卒論相当論文の問題点に気づくヒントは様々に存在しています。

実際に、どのような形でお手伝いが可能であるかについては、一人一人の研究希望テーマ(「まだテーマが十分に決まっていない」という方も大歓迎です。何を学びたいのか、という点も、重要な相談事項と言えます)や進捗状況によっても様々に異なっています。ぜひ「入学に関する相談」の際に、現在の状況を率直にお聞かせください。

 

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本科生と単科生

昴では、「単科生」と「本科生」の2通りの受講形態があります。
いずれの形態でも、はじめて受講する場合には「入会金(30,000円、消費税別)」が必要です。
*入会金は初回に払えば、以後払う必要はありません。2013年度以降に昴教育研究所に在籍した方は、入会金のお支払は不要です。
*春期集中特別公開講座の受講には「入会金」を払う必要はありません。別途、春学期等の受講をお申し込みの際にお支払いいただきます。

「単科生」
受講科目によって、料金を合算する受講方法です。各期(春学期10回、夏学期5回、秋冬学期15回)ごとに単位数で受講料を計算します。なお、オーダーメイド講座(このページの下で説明します)のみの受講の場合には、単科生のカテゴリーに入ります。
進路の相談、入試に必要な書類の作成に対する助言・文章チェックなどのカウンセリングを単科生の方が希望される場合には、別途、「オーダーメイド講座(1回80分)」をお申し込みいただく等のお手続きが必要になります。

「本科生」
「英語のみ(本科生E)」と「英語・フランス語両方(本科生EF)」の2通りがあります。本科生は、

・英語のみ、あるいは英語とフランス語の両方のクラス授業が1年間取り放題
・特別講座「論述対策講座」の受講料が半額
・春期集中特別公開講座の受講料が無料
・提出論文、研究計画等の相談、文章チェックを行う「本科生オーダーメイド講座(1回50分)」が2回まで無料、その後は9,900円(税込)で受講できる

という特典があります。

年間を通じて受講する場合は、本科生の方が格段に安く、かつ、受験に向けてしっかりとした準備ができます。また、たとえば東京大学教育学研究科など、9月に入試を実施する大学院を志望する場合でも、複数科目を受講する場合には、本科生の方が料金が有利になる場合があります。

2020年度本科生の受講料金は下記の通り(いずれも消費税別)です。

英語本科生(本科生E)
3~5月入学:35万円
6月入学:32万円
7~8月入学:30万円

英語フランス語本科生(本科生F)
3~5月入学:40万円
6月入学:36万円
7~8月入学:33万円

上記金額および、入会金と諸経費(施設にあてる費用)2万円(消費税別)がかかります。
(「諸規定/学費」もご参照ください。)

「オーダーメイド講座」
講師と受講生が1対1で実施する講座です。
(友人の方などと一緒に、複数名で受講する形態も可能です。この場合、受講人数に応じて料金は割引になります。詳しくは「諸規定/学費」をご覧ください。)

授業内容は「オーダーメイド」です。講師が対応可能なことであれば、どのようなニーズにも対応いたします。たとえば、

・昴で授業を受けたいが、勤務時間等で受講日時が合わない
・語学の初心者なので、個別指導でしっかりと教わりたい
・試験直前に、集中的に対策したい
・研究計画、提出論文等に絞って指導を受けたい
・大学院生だが、自分の専門に必要な文献を外国語で読む手伝いが欲しい
・専門領域の基本知識を学習する手助けが欲しい

などが、過去に実施してきた主たる内容です。

なお、2020年度は、ドイツ語の講座はすべてオーダーメイド講座で実施いたします。

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入学募集と年間スケジュール

昴教育研究所は、年間を次の時期に分けて授業を実施しています。

2024年3月末~4月春期集中期(春期集中特別公開講座実施)
2024年5月~7月初旬春学期(全10回)
2024年7月下旬~9月上旬夏学期(全5回)
2024年9月下旬~2025年1月中旬秋冬学期(全15回)

昴での受講にあたっては、入学の相談に関する面談(以下、「入学面談」とします)を必ず実施します。

2024年2月5日より2024年度受講生を募集しております。
水曜日と土曜日の午後に面談を実施いたします。
(予約フォームはこちら

入学面談では、担当の先生から、システムや事務的な面の説明だけでなく、本人の研究分野、進捗状況、語学力、志望大学院などを考慮し、試験の形式や傾向、研究の進め方、読むべき文献の探し方など、総合的な助言をいたします。

以下の理由から、できるだけ早い面談のお申し込みをお勧めいたします。
・院試の情報や志望校を検討できるため、試験の準備がイメージできる。
・授業が始まる前に、文献によるインプットを進めることができる。
・語学学習では、語彙の習得などの自助努力が必要。それを早めに開始できる。

研究にせよ、語学にせよ、力を伸ばし成果を出していくためには時間に余裕をもって取り組むことが大事です。「入学するか決めていない」はもちろん、「大学院を受験するか迷っている」の段階でも、全然かまいません。遠慮なく、面談をお申し込みください。

合格者の声一覧

合格者の声を一覧にいたしました。昴の雰囲気を知りたい方はもちろん、大学院入試について知りたい方も、興味がある研究科の合格者の声から、ぜひごらんください。

*個人情報保護のため、特定可能な専攻名などは記しておりません。

*下記の「声」は合格者の一部の方にご投稿いただいたものです。
閲覧の利便性のために同じ研究科の合格体験記に通し番号を付しますが、合格者実数とは関係ありません。また、番号は時系列などではなくランダムに付します。またもちろん、下記以外の大学院にも進学した方は多数います。

東京大学 総合文化研究科・京都大学 文学研究科・早稲田大学 文学研究科合格体験記

東京大学 総合文化研究科合格体験記 1

東京大学 総合文化研究科合格体験記 2

東京大学 総合文化研究科合格体験記 3

東京大学 総合文化研究科合格体験記 4

東京大学 総合文化研究科合格体験記 5

東京大学 総合文化研究科合格体験記 6

東京大学 総合文化研究科合格体験記 7

東京大学 総合文化研究科合格体験記 8

東京大学 総合文化研究科合格体験記 9

東京大学 総合文化研究科合格体験記 10

東京大学 総合文化研究科合格体験記 11

東京大学 人文社会系研究科、早稲田大学 文学研究科合格体験記

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 1

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 2

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 3

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 4

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 5

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 6

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 7

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 8

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 9

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 10

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 11

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 12

東京大学 人文社会系研究科合格体験記 13

東京大学 教育学研究科合格体験記 1

東京大学 教育学研究科合格体験記 2

東京大学 教育学研究科合格体験記 3

東京大学 教育学研究科合格体験記 4

東京大学 教育学研究科合格体験記 5

東京大学 教育学研究科合格体験記 6

東京大学 教育学研究科合格体験記 7

東京大学 教育学研究科合格体験記 8

東京大学 教育学研究科合格体験記 (勉強法を中心に書いていただきました)

東京大学 情報学環学際情報学府合格体験記  1

東京大学 情報学環学際情報学府合格体験記 2

東京大学 公共政策大学院合格体験記

東京大学 文学部(学士編入試験)合格体験記 1

東京大学 文学部(学士編入試験)合格体験記 2

東京大学 文学部(学士編入試験)合格体験記 3

東京大学 文学部(学士編入試験)合格体験記 4

東京大学 文学部(学士編入試験)合格体験記 5

一橋大学 社会学研究科、お茶の水女子大学 ジェンダー社会科学専攻合格体験記

一橋大学 社会学研究科合格体験記

一橋大学 言語社会研究科合格体験記 1

一橋大学 言語社会研究科合格体験記 2

早稲田大学 文学研究科、一橋大学 社会学研究科合格体験記

早稲田大学 文学研究科・立教大学 文学研究科 合格者の声

早稲田大学 文学研究科(博士後期課程)合格体験記

京都大学 文学研究科合格体験記

北海道大学 文学研究科合格体験記

東京大学 総合文化研究科合格者の声 (複数の方のコメントをまとめました)

合格者の声(複数の方のコメントをまとめました)

(以上、昴事務局より)

【講師からのメッセージ】

予備校の「合格体験記」というのは、とりもなおさず、その予備校の「宣伝」を目的としたものでしょう。それでも、上記の体験記を読み直すと、それぞれの受講生の顔が懐かしく浮かんできます。(もちろん、こちらにお寄せいただいていない方も含めてです。)

昴ではもちろん、皆さんの合格に役立とうと一生懸命工夫して授業を実施し、提出論文(卒業論文)や研究計画のご相談に乗ってきました。それでも、まずもって、この合格はおひとりおひとりの、大変な努力の賜物だと思います。
(文責:英語・論述担当 高橋勢史)

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